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  • 父も58歳でクライミングを再開、子どもに限らず何歳から始めても楽しいし上達できるスポーツです。スポーツクライミング・野口啓代(後編)|子どもの頃こんな習い事してました #31

父も58歳でクライミングを再開、子どもに限らず何歳から始めても楽しいし上達できるスポーツです。スポーツクライミング・野口啓代(後編)|子どもの頃こんな習い事してました #31 (2/2)

今も登っているときが一番楽しい

――引退して時間が少しできたのではないかと思います。これからチャレンジしてみたい趣味や習い事はありますか。

うーん、特にありません。やっぱりクライミングが一番楽しいので。

――これだけ登り尽くした今もまだ楽しいんですね。

はい。今も週2、3日くらいですがトレーニングしていて、「もっと難しい課題を登れるようになりたい」と思うので、やっぱり一番好きなんでしょうね。大会に出たいという気持ちはあまりありませんが、「難しい岩を登りたい」「成長したい」という欲求はあります。

今は「勝たないといけない」という強制感がない分、好きなときに好きなだけ登って、疲れたら自由にペースダウンできる。趣味でやってるようなものですね。

――仕事も趣味もクライミング。もう飽きた、もうやめようと思ったことは?

大会で思うようにいかなかったり勝てなかったときは「やめたい」と何百回も思いましたが、それはクライミングが嫌いになったわけではなく、「勝ちたい、悔しい」という気持ちがあってのこと。一瞬、感情的になっても、「やっぱり逃げたくない」「自分に負けたくない」という気持ちの方が強いので、本気でやめることはありませんでした。

――今後はどのような活動を予定していますか。

クライミングを通して成長させてもらえましたし、今でも登っている時が一番楽しいと感じるので、今までやってきたことを子どもたちに教えたり、自分で大会を開催したりして、クライミングの魅力を伝える側になりたいです。

6月に著書『強くなるコアトレ スポーツクライミングのコンディショニング』(ベースボール・マガジン社)の刊行記念イベントを開催させていただきました。今後もイベントや大会を開催する予定です。

こちらもおすすめ:さまざまなアスリートにインタビュー!特集「子どもの頃こんな習い事してました」

[プロフィール]
野口啓代(のぐち・あきよ)
1989年生まれ、茨城県出身。小学5年生の時に家族旅行先のグアムでフリークライミングに出合う。その後数々の国内外の大会で輝かしい成績を残し、2008年、日本人として初めてボルダリング ワールドカップで優勝。2018年にはコンバインドジャパンカップ、アジア競技大会で金メダル。2019年世界選手権で2位。2021年、東京オリンピックで銅メダルを獲得し、引退。現在はクライミングの普及に尽力する。

<取材・撮影協力>
J&Sボルダリングジム 恵比寿店
https://www.js-bouldering.com/

<Text:安楽由紀子/Edit:丸山美紀(アート・サプライ)/Photo:小島マサヒロ>

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