フィットネス
2023年11月2日

筋肉痛の時、有酸素運動しても大丈夫?痛みがある時「やってはいけないこと」とは (2/2)

筋肉痛が残っているときの高負荷な筋トレや運動は、おすすめできません。

休息をとらずにトレーニングを行うと、筋肉が十分に回復する前に再び筋肉が破壊されてしまうため、筋肉が成長しません。

また、以下のようなデメリットも生じてしまい、効果的にトレーニングを行えなくなってしまいます。

  • 痛みで全力を出せない
  • 痛みで集中できない
  • 痛みで関節可動域が狭くなる

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【筋肉痛はいいこと?】筋肉に効いてる証拠なのか。悪い筋肉痛の見分け方も[整形外科医監修]

筋肉痛がない部位の筋トレならOK

筋肉痛の出ていない筋肉は、基本的に鍛えても問題ないです。

「腕が筋肉痛ならば、下半身を鍛える」「腹部が筋肉痛なら、肩を鍛える」など、筋肉痛の場所を避けてトレーニングをすると良いでしょう。

とはいえ、過度な筋トレは、慢性疲労の状態につながります。倦怠感・息切れ・食欲低下・不眠の原因になるので注意してください。

この記事を監修した人

なか整形外科京都西院リハビリテーションクリニック
院長 樋口 直彦 先生

なか整形外科樋口 直彦

帝京大学医学部卒業後、いくつかの病院で勤務し、院長を経験後、2021年1月に医療法人藍整会 なか整形外科の理事長に就任。バレーボールVリーグ「サントリーサンバーズ」のチームドクターも務める。骨折治療をはじめ関節外科、スポーツ整形外科を専門に治療。

※本記事はMELOSで公開された記事『【筋肉痛はいいこと?】筋肉に効いてる証拠なのか。悪い筋肉痛の見分け方も[整形外科医監修]』を再編集したものです。

<Edit:編集部>

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