フィットネス
2020年8月3日

ランニングの練習に「トラックの周回コース」がおすすめである理由 (2/3)

仲間と走る際にはぐれにくい

 暑さでなかなか練習に身が入らないという方は、ぜひ仲間を誘ってみてください。仲間と走るといえば、LSDやジョギングなど長い距離をイメージする方が多いかもしれません。しかしトラックなどで行う練習も、実は仲間との練習に向いています。

 具体的な練習方法は後ほど少しご紹介しますが、例えばスピード練習。仲間と走る際には、どうしても走力の違いを気にされる方が多いのではないでしょうか。私もよく知り合いを練習に誘うのですが、「自分ではついていけないから」「足手まといになってしまうのではないか」などネガティブな言葉をよく受けます。

 しかし心配無用。周回コースでは、たとえ遅れても常にお互いが見えています。そのため、お互い“誰かと一緒に走っている”というモチベーションは維持しやすいでしょう。

 また、遅れたところで短い距離を周回しているわけですから、相手を待たせる、あるいは待つことも不要。さらに練習内容を工夫すれば、走力に関係なく、お互いのレベルで一緒に走り続けることは十分に可能です。

オススメの練習メニュー

 それでは最後に、トラックで行うオススメの練習メニューをご紹介しましょう。ランニングの練習といえば、ペース走やビルドアップ走、インターバル走などご存じの方は多いはず。ここでは、そういった一般的な練習メニューではなく、よりトラックのような周回コースに特化したオススメの練習、また“仲間と走る”ための工夫などについて取り上げておきます。

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