
サイドプランク(横向きプランク)の効果と正しいやり方 (1/3)
自重で体幹を鍛えるトレーニング「プランク」。同じ姿勢を保つことで筋肉に刺激を与える、アイソメトリック運動です。
今回は、横向きで行う「サイドプランク」の効果と正しいやり方、アレンジメニューを紹介します。難しくてできない人向けに、肘のつき方や初心者向けフォームもお伝えします。
解説は、プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当する、日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)認定トレーナー・和田拓巳さんです。
サイドプランクで鍛えられる筋肉部位
- 胴体まわり(体幹)
- 外腹斜筋(横腹)
- 中殿筋(お尻上部)
- 腰方形筋(腰)
サイドプランクの効果
サイドプランクは、脇腹に負荷を加えながら、お腹まわりの筋肉をバランスよく鍛えるトレーニングです。
肘をついて横向きになる体勢をキープすることで、体幹と足、お尻、脇腹の筋力を鍛える効果を期待できます。
サイドプランクの正しいやり方
1.横向きになり、肘を曲げて床につく。両脚は伸ばして重ねておく
正面から見て頭・肩・腰・膝・カカトが一直線になるように姿勢を整える
2.前腕部と足でカラダを支え、腰を床から浮かせる
3.両足を伸ばし、下半身を支える
サイドプランクの正しいやり方(動画)
\動画で動きをチェック/
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何秒できたかより、姿勢を正しく保つことが重要です。姿勢をキープできていたとしても、一直線のラインが崩れていたり、腰が曲がっていては効果が低くなります。
効果を高めるポイント
サイドプランクは正面からだけでなく、上から見た身体も一直線に保つことが重要です。腰を後ろに引いて「くの字」に曲がったり、頭が前に出てしまうと、強度が低くなります。
また、身体を浮かせた際に下腿部が床につかないようにしましょう。
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サイドプランクの回数と頻度
何分やればいい?
正しいフォームで20秒キープしましょう。長時間行うより、短時間でも正しい姿勢で行うことが大切です。
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