フィットネス
2023年6月20日
背泳ぎ&バタフライの泳ぎ方。正しいフォーム、練習方法|キタジマアクアティクス監修 (3/4)
【4】実は下半身が重要!「バタフライ」
レベルが高そうに見える泳ぎ方ですが、コツをつかめばそれほど苦労せずに泳げるようになります。力まずチャレンジしてみましょう。
●よくある間違った泳ぎ方
身体がうねる時に重心を頭にもっていかれてしまい、水中に潜ってしまいがちです。実は、上下運動はそれほど激しくなくても良いのです。
●正しいフォームと身体の使い方
バタフライは腕の動きが大事と思われがちですが、実は下半身の動きの方が重要です。バタフライのキックは、2回2セット。第2キックは前進するため、第3キックは浮くために行います。
身体のうねり動作とキックのタイミングを合わせて、第1キックと第3キックの使い分けを徹底しましょう。
腕の動きをチェック
- 肘を伸ばしたまま肩幅、もしくは肩幅より少し外に手を広げる。(フロントスカーリング)
- 肘から先を曲げて、肘を立てる。(キャッチスカーリング)
- 肘を曲げた状態で脇を締めながら、水を後ろに運び肘を伸ばして水を押す。(プッシュスカーリング)
足の動きをチェック
- 膝を軽く落として蹴り込む。このとき、お腹の方に膝は引きつけない。
- 蹴り込み時にお尻をあげるキック。(第一キック)
- 蹴り込み時にお尻をあげないようにキック。(第二キック)
身体の使い方をチェック
- フロントスカーリング+第1キックで前進この時、重心を胸に伝えるよう意識する。
- キャッチスカーリング+第2キック(もしくはプッシュスカーリング+第2キック)で呼吸動作につなげる。
息継ぎの仕方をチェック
キャッチスカーリング+第2キック(もしくはプッシュスカーリング+第2キック)で身体を上げて、呼吸動作につなげる。第2キックをしたときに頭が突っ込みすぎないよう注意する。