ウェルネスフード
2022年5月24日

青汁が苦手な人にこそ飲んでほしい、超おいしい粉末ドリンク|編集部の食レポ

 サッカー元日本代表の鈴木啓太氏が社長を務める、バイオベンチャーAuB(オーブ)株式会社から、腸内環境を気にする人におすすめしたい粉末ドリンクが登場しました。

 さまざまな食物繊維とオリゴ糖を含んでいるので、菌活を意識している人にピッタリのアイテムです。その名も「AuB GROW(オーブグロウ)」。野菜不足を気にして青汁を買うも、青々しいお味にモチベーションダウンを繰り返している編集部員が食レポしていきます。個人的フォーカスポイントは“味”と“原材料”です。

食物繊維とオリゴ糖を配合したマルチファイバーミックス飲料

 「AuB GROW(オーブグロウ)」は、腸内細菌のエサとなる食物繊維とオリゴ糖をミックスした粉末ドリンクです。

 イヌリンや難消化性デキストリンを中心に、18種の野菜、13種の果物、18種の穀物、5種の海藻などを原料に使用しており、1包で約5gの食物繊維を摂取することができます。食物繊維5gは、日本人の1日平均の不足量。1包で補えるのはうれしいですね! 

 緑茶風味で、見た目も緑茶パウダーによく似ています。

多種多様な食物繊維を効率的に摂ることができる

 こちらのアイテム、箱の中には3タイプのスティックが分かれて収められています。それぞれ“GROW1”、“GROW2”、“GROW3”と書かれていますが……これは一体!?

 実はこの3タイプをローテーションして飲むことで、効率よく菌活ができるのだそう。腸内細菌はその種類によって好むエサ(栄養素)が異なり、腸内フローラのケアにはさまざまな種類の食物繊維とオリゴ糖を取ることが有効とされています。

しかし、そのために多種類の食品を食べるのはとても大変。そこで便利なのが、今回ご紹介するAuB GROWです。「多様な菌に多様な栄養をローテーションして与え、菌を育てる」という新しい菌活メソッドのもと、3タイプのスティックを日替わりで摂ることで、効率よく理想の腸内フローラを目指せるというわけ。

 各スティックの特徴はこんな感じです。

  • GROW1
    原料に10種の野菜、5種の海藻などを使用。2種の食物繊維と5種のオリゴ糖をミックス。
  • GROW2
    原料に18種の穀物原料を使用。4種の食物繊維と5種のオリゴ糖をミックス。
  • GROW3
    原料に13種のフルーツ・野菜を使用。2種の食物繊維と5種のオリゴ糖をミックス。

 飲み方は、1 包を 150ml の水に溶かすだけ。どのGROWを飲んでもよいのですが、1日1包、GROWはローテーションして飲むというポイントが大事だそうです。各GROWを混ぜて飲んだり、同じタイプのGROWを連続して飲んでしまうと、効率の良い菌活が目指せなくなるので注意。

飲み方の例

1日目 GROW1
2日目 GROW2
3日目 GROW3
4日目 GROW1 …

 1日1包まで、番号被りNGという2点を抑えておきましょう。昨日どれ飲んだっけ? とならないよう、チェックシートがついています。

スッキリとした緑茶風味でおいしい

 粉末の見た目と原材料から、青汁のような感じかなと推測しましたが、びっくりするほど青汁感なし。薄めに入れた緑茶の味そのものです。なんというスッキリ感! 後味も一切クセなし! 粉っぽさもありません。これは毎日続きます。

 ちなみに常温でもおいしくいただけました。非常に溶けやすいのでシェイカー不要、コップに入れてゆるくかき混ぜるだけでダマなく溶けます。

 GROW1~3どれも似たお味でしたが、強いて言えばGROW1が一番緑茶に近く、3はやや野菜風味を感じなくもない……のかな?

イヌリン、難消化性デキストリン配合で血糖値対策にもよさそう

 GROW1~3すべてにイヌリン(※)か難消化性デキストリン(※)が多く配合されているので、食事前に飲むことで食後の血糖値コントロールにも役立つのではと踏んでいます。

(※)イヌリンとは
ごぼう、たまねぎ、きくいも、チコリなどに含まれる水溶性食物繊維の一種です。糖の吸収抑制、血糖値の上昇をゆるやかにする、腸内環境改善、糖尿病予防などのはたらきが期待できます。

参考:ダイエットや便秘にいいってホント?注目の栄養素「イヌリン」とは|マッスルデリ管理栄養士が解説

(※)難消化性デキストリンとは
天然では熟した果実などに含まれる水溶性食物繊維の一種です。腸内環境を整える、食後の血糖値上昇をゆるやかにする、脂質の吸収スピードをおだやかにするなどのはたらきが期待できます。

参考:トクホのお茶にも含まれる「難消化性デキストリン」ってどんな成分?マッスルデリ管理栄養士が解説

 あわよくば野菜不足解消のサポートにもつながるとうれしいですね。

原材料と栄養成分

GROW1

原材料

イヌリン(オランダ製造)、グァーガム酵素分解物、緑茶エキス末(緑茶、デキストリン)、抹茶、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖粉あめ、ガラクトオリゴ糖粉末、ラクチュロース、ラフィノース、粉末はちみつ、野菜ミックス粉末(ケール、ブロッコリー、ヨモギ、アスパラガス、オクラ、コマツナ、カボチャ、ダイコン葉、パセリ、ホウレンソウ)、わかめ、がごめ昆布、真昆布、根昆布、ショ糖(一部に乳成分を含む)

栄養成分

熱量 15.40kcal、たんぱく質 0.07g、脂質 0.02g、炭水化物 6.57g、糖質 0.90g、食物繊維 5.68g、食塩相当量 0.01g

GROW2

原材料

難消化性デキストリン(アメリカ製造、フランス製造、国内製造)、イソマルトデキストリン、有機緑茶粉末、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖粉あめ、ガラクトオリゴ糖粉末、ラクチュロース、ラフィノース、粉末はちみつ、酒粕発酵エキス末、酒粕発酵物、雑穀加工品(大麦、うるち玄米、発芽玄米、丸麦、胚芽押麦、もち玄米、もち麦、もち黒米、青大豆、もちきび、ハト麦、もち赤米、もちあわ、黄大豆、黒大豆、小豆、ひえ、とうもろこし)、ショ糖(一部に乳成分・大豆を含む)

栄養成分

熱量 15.54kcal、たんぱく質 0.07g、脂質 0.03g、炭水化物 6.55g、糖質 0.95g、食物繊維 5.60g、食塩相当量 0.0003g

GROW3

原材料

イヌリン(タイ製造)、ビートファイバー、有機緑茶粉末、ガラクトオリゴ糖粉末、イソマルトオリゴ糖粉あめ、フラクトオリゴ糖、ラクチュロース、ラフィノース、バナナ粉末、粉末はちみつ、フルーツ野菜エキス(ブドウ種子、茶葉、ブドウ果皮、トマト、ニンジン、ビルベリー、ブロッコリー、キャベツ、玉ねぎ、ニンニク、グレープフルーツ、アスパラガス、パパイヤ、パイナップル、イチゴ、リンゴ、アプリコット、サクランボ、オレンジ、ブラックカラント、オリーブ、キュウリ)、ショ糖、マルトデキストリン(一部に乳成分・バナナ・オレンジ・りんごを含む)

栄養成分

熱量 16.94kcal、たんぱく質 0.29g、脂質 0.06g、炭水化物 6.22g、糖質 1.44g、食物繊維 4.79g、食塩相当量 0.0015g

どこで売っている?

 AuBオンラインショップにて、1箱5918円(7g×30包、全3つのタイプ各10包)で販売されています。

参考:腸内環境を整えるプロテイン「AuB MAKE」が発売へ。元サッカー日本代表・鈴木啓太氏が創業したスタートアップ企業

<Text & Photo:MELOS編集部>