2023年5月22日

【睡眠チェックリスト】睡眠足りてる?足りてない?専門家監修の10項目 (2/2)

休日の「寝だめ」より平日の睡眠を大切に

睡眠負債は、休日に「寝だめ」をしたところでまとめて返済することはできません。睡眠負債を返済するには、睡眠時間を毎日少しずつ増やすことが大切です。睡眠時間は、最低6時間は確保しましょう。

どうしても睡眠不足や疲れが溜まっているときは、休日に遅起きするのではなく、休日前夜に早寝するようにしましょう。休日の遅起きは、眠気を催す睡眠リズムを乱します。

30代はストレスに要注意!

30代は、仕事や子育てに忙しくなることが多い年代。身体的あるいは物理的要因だけでなく精神面でもストレスを抱えやすいため、睡眠時間が短くなるだけでなく睡眠の質も悪化しやすい傾向にあります。

30歳になれば無理は禁物。日ごろから慢性の睡眠不足に陥らないよう注意が必要です。

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休日や連休中も生活リズムを保ちましょう

長期の休暇明けは、誰しもが通勤によるストレスや仕事のペースがつかみにくく、疲労を起こしやすいものです。さらに、休暇中は起床時刻が遅くなりやすく、サーカディアンリズムも乱れがちに。

連休の場合は、連休が明ける2日前から生活リズムを通常の時刻に戻し、自宅で休暇を過ごした方は散歩など適度な運動を取り入れるのが良いでしょう。

理想的な睡眠環境は「安全」「安心」「快適」

寝汗をかくような蒸し暑い寝室では、脳の自律神経は睡眠中にも関わらず体温調節のため働き続けることになります。脳を回復させるどころか、むしろ疲労を貯めてしまうことにもなりかねません。

エアコンなどうまく活用して、寝室環境を朝まで快適に制御しましょう。

入浴は、湯温だけでなく浴室温湿度にも注意しましょう

ダイエットのため長時間入浴する方もいますが、長風呂はダイエット効果がないだけでなく、むしろ、熱中症のリスクが高まります。湯温は40℃、入浴時間も10分程度で十分です。

さらに、浴室は高温多湿のため、のぼせや熱中症を起こしやすい環境。ユニットバスでは、「換気」「涼風」機能を活用して浴室温度を快適に保ちましょう。

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<Text:編集部>

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