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2023年11月21日

風邪で喉が痛い…そんな時「控えるべき食べ物」とは?【管理栄養士監修】 (2/2)

はちみつ

はちみつには、

  • 炎症を抑える
  • 抗菌、抗酸化

といった働きが期待できます。

また、はちみつ自体にとろみがあるので、喉のうるおいを保ち、乾燥からくる喉の不快感を和らげます。

どうやって取り入れる?

そのまま少量舐める、お湯やホットミルクなどあたたかいドリンクに溶かして飲むと摂取しやすいでしょう。または普段の料理時に、お砂糖の代用として利用すると取り入れやすいかと思います。

れんこん

れんこんのネバネバ成分は粘膜強化に役立つので、鼻や喉の粘膜をバリアしてくれます。

また、喉の痛みやせきがあるような場合には、れんこんで「タンニン」という成分も摂取しましょう。タンニンには炎症を抑え、せきをしずめてくれる働きがあります。

どうやって取り入れる?

はさみ焼き、ハンバーグのタネ、煮物、などの料理に使えるのはもちろん、すりおろしてスープに入れる、薄くスライスしてサラダとして食べるのもオススメです。

しょうが

しょうがに含まれるジンゲロールやショウガオールという成分は、殺菌・抗菌にも役立つことから、のど粘膜からの感染防止にも利用できるでしょう。また、胃腸を刺激し、消化を促進させるなどのはたらきもあります。

どうやって取り入れる?

煮物や炒めもののアクセントとして使う、先に紹介した食材と組み合わせて「ホットはちみつ生姜ドリンク」などの飲み物として摂取してみるのもいいでしょう。

ただし、しょうがは大量に食べると粘膜を刺激しすぎて荒れてしまい、逆効果になることも。摂取しすぎには注意しましょう。

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監修者プロフィール

Muscle Deli管理栄養士・調理師
瀧川みなみ(たきかわ・みなみ)


青山学院大学文学部卒業後、専門学校で調理師、食生活アドバイザー、栄養教諭を取得。専門学校卒業後は大手外食企業で働きながら管理栄養士を取得。接客、店舗管理、副料理長を務めたのち本社の商品企画・開発部門でデザートメニューの商品開発をおこなう。その後、クラウドレストランを運営するベンチャー企業に転職し、8ブランドの立ち上げを実現。より多くの人に向けて体・健康づくりの手伝いがしたいと思い、Muscle Deliに入社。商品開発、栄養指導、レシピやコラム作成等を担当。プライベートでは料理教室や食事に関するセミナーなどのイベントを主催。

※本記事はMELOSで公開された記事『風邪でのどが痛いときにおすすめの食べ物、控えたい食べ物|マッスルデリ管理栄養士が解説』を再編集したものです。

<Edit:編集部>

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