肩甲骨ストレッチ
フィットネス
2023年10月23日

肩甲骨の動きをよくする「可動域ストレッチ」効果的なやり方 (2/2)

肩甲骨周辺筋群のストレッチ《その3》

1.前ならえをするように、両手を前に伸ばします。このとき、手のひらは内側に向けておきましょう。

2.伸ばした腕を、肘を曲げながら外に広げていきます。このとき、手のひらを外に向けるように捻りながら肘を曲げていきます。

3.肩甲骨がしっかり内転するように、後ろまで引きましょう。このとき、手のひらは外側を向いています。

4.手のひらを元に戻しながら肘を伸ばしていき、元の姿勢に戻ります。

5.この動作を繰り返しましょう。

肩甲骨をスムーズに動かすためのエクササイズです。大きな動きで行いましょう。

肩甲骨周辺筋群のストレッチ《その4》

1.バンザイをするように、両手を頭上に持ち上げます。このとき、手のひらは内側に向けておきましょう。

2.伸ばした腕を、肘を曲げながら外に広げていきます。このとき、手のひらを外に向けるように捻りながら肘を曲げてください。

3.肩甲骨がしっかり内転するように、後ろまで引きましょう。このとき、手のひらは外側を向いています。

4.手のひらを元に戻しながら肘を伸ばしていき、元の姿勢に戻ります。

5.この動作を繰り返しましょう。

腕を前から引くのと同じ動作を、上から引くやり方です。肩甲骨が動いているのを意識しながら行いましょう。

肩甲骨まわりのインナーマッスルも鍛えるとさらに効果的

今回紹介したストレッチを行い、肩甲骨を普段から大きく動かすことで、肩甲骨まわりの筋肉の柔軟性が高まり、肩甲骨が動きやすくなります。

ストレッチ同様、肩甲骨まわりにあるインナーマッスルも鍛えるとより効果的です。

[筆者プロフィール] 
和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。医療系・スポーツ系専門学校での講師のほか、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。現在、さまざまなメディアで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)の認定トレーニング指導者
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<Text:和田拓巳/ Photo:三河賢文>

 

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