体幹トレーニング「プランク」の効果とやり方
フィットネス
2024年10月17日

プランクの効果とやり方。体幹トレーニング初心者は「まず30秒」から! (1/3)

体幹トレーニング「プランク」は、全身の筋肉を鍛えることができ、腰への負担が少ないため、初心者の家トレにもおすすめです。

しかし、正しい姿勢が重要であり、間違ったやり方では効果が得られないことも。ここでは、プランクの正しいフォームとやり方のほか、注意点、プランクの種類とアレンジポーズを紹介します。

解説は、日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)認定トレーナー・和田拓巳さんです。

体幹トレーニング「プランク」とは

プランクとは、うつ伏せになった状態で前腕・肘・つま先を地面につき、その姿勢をキープする体幹トレーニングです。

ちなみに体幹トレーニングとは、首から上・腕・足を除いた胴体部分(体幹)を鍛えるエクササイズを指します。

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プランクはどこの筋肉に効く?

プランクで鍛えられる筋肉部位は以下の通りです。

  • 腹直筋
  • 腹横筋などの深層筋(インナーマッスル)
  • 腹斜筋(わき腹)
  • 二の腕
  • 背中

腰への負担も少ないため、腰が痛い人でも安全に取り組むことができます。

プランクの効果とは。どんなメリットがある?

プランクでは、以下のような効果が期待できます。

  • 引き締まったボディラインを作る
  • 姿勢改善(インナーマッスルや背筋強化による)
  • 上半身の筋力向上
  • バランス感覚を養い、日常生活やスポーツパフォーマンスを高める

筋力がない初心者でも行いやすく、自宅トレーニングメニューとして、スクワットと並んでおすすめです。

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プランクをやれば痩せるの? プランクのダイエット効果とは

今まで何もしていなかった人がプランクを毎日行った場合、多少の変化は期待できます。筋肉をつけた方が代謝も上がり、結果的に痩せやすくなるからです。

しかし、プランクだけをやってもダイエット効果は薄いです。もし脂肪燃焼をメインに考える場合は、有酸素運動食事コントロールはマストです。

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プランクの正しいフォームとやり方

さっそくプランクの正しいフォームとやり方を見ていきましょう。

1.両肘を床につけ、うつ伏せになる

2.腰を浮かせ、背筋をまっすぐに伸ばす

3.頭、背中全体、腰、かかとが一直線になるように姿勢をキープする

呼吸は止めないように意識します。

まずは「20秒キープ」してみよう

まずは正しいフォームで「20秒キープ」を目標にしてみましょう。1セット20秒×3セット(休憩10秒)を目安に行うと効果的です。


プランク効果を“最大限に”引き出すやり方。何日目から変化が出る?毎日やるとどうなる?

プランクは長時間行わなくてもいい

「プランクを行う時間を伸ばせば効果が高まる」と思われるかもしれませんが、そうではありません。長時間できるということは、楽にできる=負荷が少ないということです。

プランクはアライメント(姿勢)をしっかり意識して、全身に力を入れるように行うと、長くても30秒程度しかキープできないエクササイズです。

大切なのは何分行ったかではなく、正しい姿勢で行うことができたかという点です。

体幹トレーニング「プランク」のギモン。毎日やるべき?長時間やったほうが効果的?

30秒キープできない人は「膝つきプランク」からチャレンジしよう

正しいフォームで30秒キープできない人は、まず「膝をついたプランク」からスタートしましょう。

膝つきプランク

1.両肘を肩の真下に置く

2.足を少し開いた状態で後ろでクロスさせ、膝をつく

3.上半身を持ち上げる

次:プランクは毎日やっていい? どのくらいで効果が出る?

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