インタビュー
ウェルネスフード
2023年6月26日

【CHONPS(チョンプス)】食生活を変えたい、でもできない人へ。「食べちゃダメ」がない“食事版”パーソナルトレーニングならどうだろう? (2/2)

「オリーブオイルとマーガリンでは脂質の種類も異なりますし、脂質を抑えましょう、揚げ物を控えましょうの一言では広すぎる。たとえばサラダ油で揚げる揚げ物は控えて、代わりにオリーブオイルで揚げたものならOK、あとは週末の揚げ物量を調整しようといった案はできます。こっちの方法ならいけます、こっちの案なら大丈夫ですというように、質を見ることで食事方法を変えていける点が推しポイントです」(福澤さん)

たしかに、タンパク質ひとつとっても、その質を見ることでお肉(動物性)から摂るのか、お豆腐(植物性)から摂るのか、選択肢が生まれます。

とはいえ、細かく考えすぎても利用者がついてこれなくなる可能性もあり、管理栄養士としての立場と利用者としての続けやすさ、双方のバランスをとる必要があります。

その結果、4P・3F・5C・2V・Mという細分化が、効果も出やすく継続もしやすいなのではないかと考えたそう。

おすすめポイント2 管理栄養士とのコミュニケーションを介した「飽きずに続けられる」仕組み

管理栄養士との面談(フィードバック)の頻度を設定できる点も、飽きずに続けてもらえる仕組みのひとつです。週に1回、月に1回、あるいは毎日。自分の性格やライフスタイルに合わせた頻度を選ぶのが重要です。

「自分のことを分かってくれている管理栄養士さんが、こういう理由でこういう提案をしてくれているという安心感、信頼感は、どうしても機能面だけだと難しい。AIやプッシュ通知で機械的に言われてもできない、続かない。でも自分を理解してくれて、寄り添ってくれている管理栄養士さんに言われたら、やらなきゃってなりませんか? 『ちゃんと見てるよ』というコミュニケーションが、継続できる仕組みなのではと思っています」(福澤さん)

また、24時間いつでも管理栄養士に質問することができる『チャット機能』もあり、なんと全プランにて追加料金なく利用可能というからおどろきです。面談時に聞き忘れたことや、日常生活の中で感じたふとした疑問などを、気軽にチャットで質問することができるのです。

“質的栄養バランス”メソッドを用いたパーソナルの食指導と、ヒアリングやチャットを通した管理栄養士とのコミュニケーション。この2つが強みであり、継続できる仕組みとなっています。

ヒアリングも、1食で見ずトータル1週間、さらには1か月の食生活で見て、不足している部分を補う、逆に過多部分を削る、代替案を実行するなど調整していくことで、一生続けてもつらくない食生活を身につけることができるとしています。

管理栄養士との面談シーン

「まずは『3つの習慣』を決めてもらうようにしています。あれこれやってくださいが多すぎると何をやっていいか分からなくなりがちですが、とりあえず3つのタスクさえやっておけば、何らかは前へ進みますし、自動的に習慣化されていくという流れも繋がります」(福澤さん)

実際に利用者からは「制限が少ないから続けやすい」「目標を3つに絞っているからやりやすい」「直近の体脂肪や体重がリバウンドしない程度の数値で落ちた」というコメントもいただいているそう。

ちなみにボディメイクや健康面以外にも、たとえば肌の悩みや、変えたい食習慣なども相談可能です。お菓子をどうしてもやめられない、お酒を飲みすぎてしまう、シメのラーメンを控えたい……自分の意思だけでは難しいときこそ、管理栄養士の出番です。

TIPS「CHONPSの強みは?」

✓ 超パーソナライズされた食事指導( “質的栄養バランス”を活用し、ライフスタイルに寄り添ったアドバイス)
✓ 担当栄養士との“密”なコミュニケーション(ヒアリングや面談、フィードバックによる関係性の構築)

⇒続けやすく結果が出やすい仕組み!

ずっと伴走してくれる管理栄養士を探して

今後は、食の知識や食事選びに役立つコラムの発信や、現在地から目的・趣向に合わせた飲食店およびメニューを探せるマップ機能も作っていきたいと語る福澤さん。

食生活を改善し、習慣化できた後もずっと相談していける管理栄養士を育て、必要とする人へと繋げるプラットフォームとして、市場を作っていきたいとも。また、健康経営を目指す企業やスポーツチームといった法人向けにもサービス提供を考えているそうです。

食の主治医になるような管理栄養士を見つけ、定期的に『食の定期検診』を入れる。そんな時代は、すぐそこまで来ている気がしています。

CHONPS公式サイト https://chonps.jp/

<Text & Photo:MELOS編集部>

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