
【女性向け】ダンベルスクワットの効果とやり方。正しいフォームと回数、重量の選び方
ダンベルスクワットは、全身の筋力を鍛える効果があり、特に下半身の強化に効果的なエクササイズです。正しいフォームと回数を守ることで、効果的なトレーニングを行うことができます。
本記事では、フィットネスランニングトレーナーとして活躍する鳥光健仁さん監修のもと、ダンベルスクワットの効果とやり方について解説します。
ダンベルスクワットの効果
ダンベルを持ったスクワットは、通常のスクワットより強度高めです。ダンベルの重さのぶんだけ負荷が上がるため、太ももやお尻をメインに、下半身をしっかり鍛えることができます。
下半身の引き締めはもちろんのこと、大きな筋肉を鍛えることによる筋肉量の増加、またそれに伴う基礎代謝アップも狙えます。
鍛えられる筋肉(場所)
- 大腿四頭筋(前太もも)
- 大臀筋(お尻)
- 大内転筋(うち太もも)
- サブ:脊柱起立筋(背骨にある筋肉群)
- サブ:ハムストリング(後ろ太もも)
ダンベルスクワットの正しいやり方
1.両手でダンベルを持ち、脚を肩幅に開く
2.肩甲骨を寄せて胸を張り、背筋を伸ばしたまましゃがむ
ダンベルスクワットの正しいやり方(動画)
\動画で動きをチェック/
ダンベルスクワットの注意点
・床と平行になるまで、またはそれ以上にできるだけ深くしゃがみ込みましょう。
・両足が地面から浮かないように注意!
回数
5回×3セット
ダンベルスクワットの重量目安
ダンベルの重さは「何キロ」と決まっているわけではなく、目的と個人の筋力によって異なります。筋肥大や筋力アップの場合は、8~12回程度で限界を迎える重さにしましょう。
ダンベルを購入する場合、初心者でも可変式ダンベル20kgを選ぶとよいでしょう。可変式ダンベルであれば、プレートを組み替えていくことで5kg~20kgと小刻みに重量を変えられます。
関連記事:ダンベルの選び方&ダンベル筋トレ|初心者は重さ何キロからがおすすめ?
ダンベルスクワットは週2~3回が目安
基本的には週2~3が適切と考えられます。
トレーニング後に筋肉痛になり、筋繊維が修復されて太くなることで筋肉は育っていきます。疲労や筋肉痛から回復する間隔を考えると、週2~3になると予想されます。
関連記事:筋トレは毎日やるべき?週に何回が効果的?トレーニングの頻度と回数
「ダンベルスクワットはやりにくい」という人の対処法
ダンベルスクワットは、両手に重りを持つうえ、通常のスクワットより両膝を閉じてしゃがむため、やりにくいと感じる人もいるかもしれません。そのぶん、大腿四頭筋の内側にある「内側広筋」の貢献が高くなります。
通常スクワットと同様、以下のポイントを意識して行ってみましょう。
- 膝をつま先より前に出さない
- 股関節からしゃがむ意識
- 両膝を内側に入れない
- かかとを浮かせない
- 動きを早めず丁寧に動作する
関連記事:スクワットができない原因とは。深くしゃがめない、姿勢が崩れる、倒れる、膝が痛い
参考文献
荒川 裕志 (著), 石井 直方 (監修) (2019) . 『筋トレ 動き方・効かせ方パーフェクト事典』 . ナツメ社 .
[監修・トレーニング指導]
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
ReebokONEエリート /フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、アクティブエイジ・ダイエット指導士、(株)BOOSTマネジメント契約、HOKA ONE ONE サポート。
[出演者プロフィール]
MIHO/トライアスロン、トレイルランニング、マラソン、スパルタンレース、筋トレなどが大好きなガチの“市民アスリート”。日本初のe-sports BIKEのプロチーム「ONELAP ANGEL」のメンバーとしても活動。フルマラソン自己ベストは3時間13分20秒(ネットタイム/2019年さいたま国際マラソン)。1児の母。
【公式Instagramアカウント】https://www.instagram.com/mip0000/
<Text:編集部>