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2024年3月8日

朝に筋トレするのは危険?「筋肥大に効果的」との噂も[理学療法士監修] (3/4)

宅トレの場合

朝の筋トレは、自宅でできる簡単な運動でOK! 基本的なトレーニングを、正しいフォームでやることが大切です。ここでは、誰でもできる王道メニューで、誰でも効果が出やすい朝におすすめの筋トレメニューを紹介します。

ノーマルスクワット

  • 足を肩幅に開き、つま先と膝をやや外側に開く
  • 背筋を伸ばし、足裏をしっかり床につけたまま、股関節から折り曲げるように腰を下ろす
  • 太ももが床と平行になるまで下ろし、ゆっくりと元の姿勢に戻る

実施回数 15回×3セット
鍛えられる部位 ・大胸筋
・大腿四頭筋
・ハムストリングス etc…
POINT

しゃがむ時に、背中が丸くならないように、背中と膝下の角度が平行になるように意識する。膝を前に突き出しすぎると、膝を痛めてしまうので注意しましょう。

腕立て伏せ(ノーマルプッシュアップ)

  1. 腕を肩幅より少し広く開き、腕立て伏せの姿勢になる
  2. 頭から足先までが一直線になるように姿勢を整える

▲つま先は立てる

  1. 肘を曲げ、胸が床につくギリギリまで下ろす

  2. ゆっくりと体を起き上がらせる
実施回数 10回×3セット
鍛えられる部位 ・上腕三頭筋(二の腕)
・大胸筋 etc…
POINT

お尻が上がったり、腰を反らしたりせず、頭から足まで体がまっすぐになるようにしましょう。つらいときは、床に膝をつきながらでもOK。

ジムの場合

朝からジムに行って、体を鍛えるのも良いでしょう。ジムでのトレーニングの場合、家ではできないようなウェイトトレーニングがおすすめです。ケガのリスクを避けるために、ウェイトトレーニング前は入念にウォーミングアップをしてください。

レッグプレス

ポジションセット

  • シートに背中をつけて座る
  • 足をプレート中央へ置き、腰幅程度に足を広げ、つま先をやや外側に向ける
  • 膝の角度が90度より鋭角になるようにシートを調整する

重量は、8~10回で限界がくる重さに設定しましょう。

やり方

  1. イスについているバーを握り、背筋を伸ばす
  2. 上体を固定したまま膝を伸ばしていく
  3. 膝を伸ばしきる前に止め、ゆっくりと元の位置に戻す
実施回数 8~10回×3セット
※セット間の休憩は1~3分程度
鍛えられる部位 ・大臀筋
・大腿四頭筋
・ハムストリングス etc…

チェストプレス

マシンセット

  1. イスに座り、バーを握る
  2. 胸を張り、背中をシートにつけて肩甲骨を寄せる
  3. バーを引いた時、乳頭の高さにくる位置になるようシートやイスを調整する

 重量は、個人によって異なります。適正重量は「8~10回で限界がくる重量」と言われています。

 やり方

  1. イスに座り、シートに背中をつけ、両手でグリップを握る
  2. 胸を張り、肩甲骨を寄せるようにバーを押す(息を吐く)
  3. ゆっくりとバーを引き(息を吸う)、ウエイトが床につくギリギリのところで止める
  4. この動作を繰り返す
実施回数 8~10回×3セット
※セット間の休憩は1~3分程度
鍛えられる部位 ・大胸筋
・上腕三頭筋 etc…

朝筋トレの効果を高めるポイント

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