フィットネス
2024年4月30日

スクワットの4つの効果と正しいやり方。1日の回数は?週に何回やればいい? (1/2)

健康のために運動をしようと思ったとき、スクワットを始める人は多いのではないでしょうか。スクワットは下半身の大きな筋肉を鍛えるトレーニングですが、その効果を最大限発揮するには、正しいやり方で行うことが重要です。

この記事では、スクワットの効果や正しいやり方、1日の回数と頻度についてお伝えします。

スクワットの4つの効果

スクワットを行うことによるおもな効果は、以下の通りです。

筋肉量の増加

スクワットは下半身の大きな筋肉を鍛えるトレレーニング。おもに、太ももの前にある大腿四頭筋、太ももの裏にあるハムストリングス、お尻の大臀筋に効かせることができます。

これらの筋肉を強化することで、下半身の冷えやむくみの改善も期待できます。

筋肉量増加による基礎代謝アップ

筋肉量が増加すると、基礎代謝量も上がります。

基礎代謝とは、何もせず過ごしているときに必要なエネルギーのこと。基礎代謝が高いと、運動していなくても消費されるエネルギーが多くなるため、太りにくい体質を目指せます。

人が1日に消費するエネルギーの約60%を基礎代謝が占めるといわれており、基礎代謝を上げることは体型維持や健康管理をするうえで重要です。

大きな筋肉を鍛えることによるダイエット効果

スクワットはダイエットにも効果的です。下半身の大きな筋肉を使うため、他の筋トレよりもエネルギーを多く消費します。さらに、下半身の筋力を鍛えることで基礎代謝も上がり、太りにくい体質につながります。

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セロトニン分泌によるメンタルの安定

スクワットをすると、セロトニンが分泌されます。

セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、気分を安定させストレス耐性を高める働きが知られています。スクワットを習慣化することで、精神的な安定も期待できるのです。


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スクワットの正しいやり方

スクワットの効果を得るには、正しい方法で行うことが重要です。以下の手順でゆっくり行いましょう。

1.足を肩幅に開き、つま先とひざを同じ方向にそろえる

2.胸の前で手を軽く組む

3.太ももと床が平行になるまでゆっくりお尻を下げる

4.膝を伸ばして、お尻を元の位置までゆっくり上げる

5.手順の3と4を繰り返す

スクワットの効果を高めるポイント

ひざがつま先よりも前に出ないようにし、太ももの前側の筋肉を意識してください。

背筋を伸ばして姿勢を正し、お尻を下げるときに息を吸い、戻すときに吐きながら行います。

スクワットの効果が出ない“NG”なやり方【筋トレ初心者あるある】

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スクワットは毎日やっても大丈夫?

毎日やっても問題ない

スクワットは毎日行っても問題ありません。毎日する場合には回数を減らたり、器具は使わないなど軽めにして、負荷が大きくなりすぎないよう注意しましょう。

毎日だと、1日10回を3セットが目安となります。

ただし、筋肉痛の時は休む

トレーニングによって傷付いた筋肉を修復するためには、休息が必要です。

休息をとらずトレーニングを続けてしまうと、オーバートレーニングとなり常に疲れた状態になる可能性があるため、注意しましょう。

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週2〜3回行う場合でも、最初は1日10回を3セットから始め、徐々に回数を増やしたり器具を使ったりなどして調整していきます。

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