フィットネス
2024年9月21日
腸腰筋の筋トレ&ストレッチ|腰まわりの筋肉の鍛え方(総集編) (1/4)
「腸腰筋(ちょうようきん)」、別名「深腹筋(しんふっきん)」。腰回りのインナーマッスルです。
この筋肉は、どこの部位にあり、鍛えるとどんな効果やメリットがあるのでしょうか。効率よく鍛える方法やトレーニング種目もまとめています。
腸腰筋とはどこにある筋肉?
腸腰筋を、あまり聞きなれない筋肉名だと感じる人もいるかもしれませんね。
腸腰筋とは、上半身と下半身をつなぐ筋肉です。深腹筋(しんふっきん)や深部腹筋群と総称され、いわゆるインナーマッスルの部類に入ります。
背骨の腰の辺りから始まる“大腰筋”と、骨盤の内側の上部から始まる“腸骨筋”が組み合わさっており、骨盤を通り抜けて太ももの内側についています。
腸腰筋はどんな働きをする筋肉なのか
腸腰筋は、おもに以下の働きをします。
- 腰をS字状にキープする
- 腿や膝を持ち上げる動きを行う
- 立ち姿勢を保つ際に、重力に抗う抗重力筋として働く
見えない位置にある筋肉ですが、運動能力のほか、姿勢やプロポーションに関わってくる筋肉です。
腸腰筋を鍛えるメリットとは
では、腸腰筋を鍛えることでどんな効果が期待できるのでしょうか。
- 体のバランスを保つ
- よい姿勢をキープする
- ヒップアップ、下っ腹が出るのを防ぐ
- 腰痛予防
- 腿を引き上げる力を強化し、速く走ることができる
では、腸腰筋を鍛えるにはどうしたらよいでしょうか。すべての腸腰筋トレーニングに共通するポイントがあります。
腸腰筋の鍛え方。共通ポイントは「負荷を高めすぎない」
先述の通り、腸腰筋はインナーマッスルです。
インナーマッスルのトレーニングは、だいたい40%くらいの力で行うのがよいとされています。それ以上の力で行うと、アウターマッスルの作用が強くなるためです。
インナーマッスルである腸腰筋も、自重トレーニングや日常生活の動作で鍛えるのがよいでしょう。