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スクワットをゆっくり行うと、どんな効果がある? (1/3)

 自重スクワット下半身全体から体幹部分まで広範囲の筋肉を鍛えることができます。運動量も大きくダイエット効果も高い非常に優れたエクササイズです。トレーニング器具も広いスペースも不要なので、自宅などで手軽に行えることも大きなメリットでしょう

 あえて問題点を挙げるなら、上達するほど筋肉への刺激が少なくなってしまうこと 

 筋トレにおける3大原理のひと過負荷の原理というものがあります。これは、筋肉の成長を続けるためには負荷を増やしていかなくてはならないという内容です 

日常生活以上の負荷をカラダに与えなければ、トレーニングの効果は現れません。これを「過負荷の原理(オーバーロード)」といいます。また、トレーニングをしていてもいつも同じ負荷では、カラダが刺激になれてしまうため効果が現れにくくなります。

考えてみてください。日頃から運動量が多く、階段の上り下りを繰り返す配達などの仕事をしている人は、どんどん痩せていくでしょうか。実際のところ、そんなことはないでしょう。すでにその刺激に慣れてしまっているため、カラダは変わりません。カラダに変化を出すためには、つねに負荷を高めていくことが必要です。

筋トレ効果を引き出す「トレーニングの3原理&5原則」とは より

 スクワットに限らず、自分の体重を負荷するすべての自重筋トレに共通することですが、重量負荷を増やせないのであれば、回数を増やすことが負荷を高めるのにもっとも手っ取り早い方法です。

 そのため、100回、200回と自重スクワット回数を増やしていくの確かに有効な手段のひとと言えるでしょう。しかしそれと比例してトレーニング時間長くなっていきますまた、同じ動作を続けることによる関節への負担と精神的な飽きも見逃せません。

 そこで紹介したいのが、筋トレ動作に時間をかける「スロートレーニング」

スロートレーニングとは

 筋トレ歴が長い人なら、「スロートレーニング」という言葉をご存じかもしれません。これは、日本人メジャーリーガーのパイオニア野茂英雄氏の専属トレーナー、大川達也氏が指導したトレーニング法ということで、2000年代前半日本でもかなりの注目を浴びました。

 スロートレーニングとは文字通りゆっくりしたスピードで筋トレを行うこと。非常にわかりやすい呼称だと思いますが、実のところ和製英語です。その元になった原語はHigh-Intensity Trainingで、よく“HIT”と略されます。

 流行のHigh-Intensity Interval TrainingHIIT)」似ています、スロートレーニング(HIT)は1970年代に始まった理論言葉としても理論としても、スロートレーニング(HIT)の方が老舗です。そんなHIT日本語訳であるスロートレーニングには以下のようなメリットがあります。 

HIIT(ヒット)とは

「HIIT」とは「High-Intensity Interval Training(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング)」の略。いわゆる高強度インターバルトレーニングを指します。インターバルトレーニングとは、高負荷の運動と低負荷の運動を交互に入れるエクササイズのこと。その強度をぐんと高めたものがHIITです。

HIIT(ヒット)トレーニングとは。ダイエット効果は?やり方、メニューも解説 より

スロートレーニングのメリット

✓ トータルで見ると少回数、短時間で済む
✓ 関節に過度の負担がかからないので、怪我のリスクが低くなる
✓ 正しいフォームを習得しやすい
✓ 反動を利用せず筋肉を効率的に鍛えることができる 

 スロートレーニングは最先端のトレーニング理論というわけではありません。しかし決して今でも否定されているものではなく、むしろ長い年月をかけて有効性が証明された方法だと言えるでしょう

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