
タンパク質不足で「太る」「お腹が出る」って本当?
- 健康
- 2023年10月24日
筋肉や髪、骨、爪などをつくる「タンパク質」。筋トレブームがあってか、最近タンパク質がとっても注目されていますよね。では、タンパク質が不足するとどのようなことが起こるのでしょうか? 本記事では、「太る」「お腹が出る」という噂の真相を『【チェック】タンパク質不足時の症状とは?』という記事から切り出してご紹介します。監修いただいたのは、みぞぐちクリニック院長の溝口先生です。
タンパク質不足で「太る」「お腹が出る」って本当?
はい。タンパク質の不足によって、「太る」「お腹が出る」可能性があります。
「太る」「お腹が出る」仕組み
- タンパク質が不足する
↓ - 不足を補うために、筋肉が分解・代謝される
↓ - 筋肉量の減少し、基礎代謝が低下する
↓ - 太りやすくなる、お腹が出る
タンパク質が不足すると他にどんな症状が出る?
- 皮膚のトラブル(乾燥・ハリの低下・たるみなど)
- 髪の毛のトラブル(ボリューム低下・ぱさつきなど)
- 爪のトラブル(二枚爪・爪が割れるなど)
- 疲れやすくなる
- 筋肉量が減る
中でも“女性にありがちな症状”とは?
女性が注意したいタンパク質不足による症状としては、以下の通りです。
- めまい・たちくらみ・頭痛などの貧血症状
- 冷え
- 肌のシミや色素沈着
女性は月経があることから、鉄分が不足しやすいです。上記は、鉄分とタンパク質が両方不足した場合に生じやすい症状です。
監修者プロフィール
みぞぐちクリニック
院長 溝口 徹
1990年 福島県立医科大学卒業。横浜市立大学医学部付属病院、国立循環器病センター勤務を経て、2003年に日本初となる栄養療法専門クリニック新宿溝口クリニック(現:みぞぐちクリニック)を開設。栄養療法は精神疾患の治療方法として海外から広まった経緯もあり、精神疾患の症例を多く経験している。現在は、発達障害、不妊治療、慢性疲労、起立性調節障害、難病など治療が困難な疾患も広く治療している。
※本記事はMELOSで公開された記事『【チェック】タンパク質不足時の症状とは?「太る」「疲れやすい」は本当なのか』を再編集したものです。
<Edit:編集部>