
【チェック】タンパク質不足時の症状とは?「太る」「疲れやすい」は本当なのか (1/4)
- 健康
- 2023年9月13日
体を作る栄養素の1つである「タンパク質」ですが、不足したらどのような症状があらわれるのでしょうか? 「お腹が出る」「病気になる」などの噂がありますが、この噂の真相はいかに……。
本記事は、栄養療法を得意とするお医者さんにタンパク質の不足時の症状を聞きました。タンパク質を補う方法なども解説するので、不足の心配がある人は必見です。
タンパク質不足時の症状
タンパク質不足時の症状一覧
- 皮膚のトラブル(乾燥・ハリの低下・たるみなど)
- 髪の毛のトラブル(ボリューム低下・ぱさつきなど)
- 爪のトラブル(二枚爪・爪が割れるなど)
- 疲れやすくなる
- 筋肉の量が減る
- 太りやすくなる
皮膚・髪・爪のトラブルが起きるしくみ
タンパク質は、皮膚・髪の毛・爪などの原材料です。そのため、不足する事で、肌の乾燥や髪のボリューム低下といった症状が起こることがあります。
疲れやすくなるしくみ
タンパク質が不足することで、タンパク質を材料とする、
- 体のバランスに関わるホルモン
- やる気などの感情に関わるホルモン
- 消化・吸収・代謝に関わる酵素
の活性が落ちることで、疲れやすくなると言われています。
筋肉量の減少・太りやすくなるしくみ
タンパク質が不足すると、その不足を補うために、筋肉が分解・代謝されます。その結果、筋肉量の減少・太りやすくなるといった症状が生じる可能性があります。
中でも“女性にありがちな症状”とは?
女性が注意したいタンパク質不足による症状としては、以下の通りです。
- めまい・たちくらみ・頭痛などの貧血症状
- 冷え
- 肌のシミや色素沈着
女性は月経があることから、鉄分が不足しやすいです。上記は、鉄分とタンパク質が両方不足した場合に生じやすい症状です。
タンパク質不足のチェック方法
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