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有酸素運動は20分以上やらないと効果ない?脂肪燃焼のウソ・ホント (1/3)

筋トレをしていると、カラダにまつわるさまざまな噂話が気になるもの。テレビやネットに出ていた健康情報を交換し合ううちに、どれが本当でどれが嘘なのか分からなくなってしまいますね。

今回はトレーニングにまつわるよく聞く疑問を取り上げ、それが本当なのか間違いなのか、回答・解説していきます。

有酸素運動は20分以上続けなければ効果がない?

ダイエットのために行うウォーキングやジョギング、エアロバイクなどの有酸素運動。

これらは20分経った頃からようやく脂肪が燃焼し始めるので、それ以下の時間では効果がないと耳にしたことはないでしょうか。もしそうなら、時間があまり取れない人にとって、有酸素運動は高いハードルになります。

でも安心してください。これは間違いです。

5~10分程度でも脂肪は燃焼される

カラダを動かすときにエネルギー源として使われる脂肪は、血中に流れている脂肪(遊離脂肪酸)です。そして血中の脂肪は、運動直後から燃焼されているということが分かっています。

運動を始めて血液中の脂肪が少なくなってくると、体脂肪と呼ばれる皮下脂肪や内臓脂肪が分解されて血中に放出されます。実はこの体脂肪の分解が、20分くらいから早まると言われているのです。

そのため、「20分以上しないと脂肪は燃焼しない」という情報が存在しています。

ある研究では、短時間(5~10分程度)の有酸素運動でもこまめに行うことで、体脂肪が減るという結果が出ているようです。有酸素運動は1度に長時間行うより、できるだけ毎日こまめに継続していくことをオススメします。

たとえばこんなラフな運動でもOK!

\お家で簡単にできる踏み台を使った運動もチェック!/

筋トレしなくなると筋肉が脂肪に変わるって本当?

筋トレをやっても、途中で辞めてしまえばついた筋肉が脂肪に変わって余計に太ってしまう。そんな噂を聞いたことはありませんか? そんなことを聞くと「筋トレしないほうがよいのでは」と考えてしまいますよね。

安心してください、これは間違いです。

筋肉は脂肪に変化しない

「筋肉」と「脂肪」はまったく別のもので、お互いが変化するということはありません。筋肉が脂肪に変わったと感じるのは、筋トレを辞めたことで筋肉量が少なくなる一方、運動量の低下によって同時に脂肪がついてしまうからです。

ただし、直接筋肉が脂肪に変わっているわけではないのですが、脂肪が増えてしまうことに変わりありません。

そのため、筋トレを辞めてしまう場合は、食事面での調整によって体脂肪を増やさないようにする必要があります。

脂肪に変化はしないが、筋肉量に変化は出る

筋トレをやめると、同然ですが筋肉量は減っていきます。「筋トレをやめると筋肉量は落ちる?対策方法は?メガロストレーナーが解答」によると、3~6か月ほどトレーニングを中断するとトレーニング開始時の状態に近づいてしまうとのこと。

トレーニング中断から4週間目以降は、実際に筋繊維の萎縮が始まるとされています。

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