フィットネス
2024年5月1日
腕の筋肉を解説!名前や鍛え方│上腕二頭筋・上腕三頭筋・腸腰筋など (3/4)
腸腰筋(ちょうようきん)
腹筋の奥、股関節まわりに走行しているのが「腸腰筋」です。
腸腰筋は、以下2つの筋肉から成り立っています。
- 大腰筋(だいようきん)
- 腸骨筋(ちょうこつきん)
背骨の中の胸椎~腰椎から大腿骨の内側の突起に向けて走行しているのが“大腰筋(だいようきん)”。
腸骨と呼ばれる骨盤の骨の内側から大腿骨の内側の突起に向けて走行しているのが”腸骨筋(ちょうこつきん)”です。
腸腰筋の働き
大腰筋は立った姿勢で脚を持ち上げるなど、股関節の屈曲時に力を発揮します。腸骨筋も同じように股関節の屈曲時に力を発揮しますが、股関節を外に捻る(外旋)動作も伴います。
脚を固定したり膝を伸ばしたまま腹筋運動を行うと、腹筋群ではなく腸腰筋が使われてしまい、効果的に鍛えられません。これは、腹筋群の収縮よりも股関節屈曲の力を使ってカラダを起こしてしまうためです。
腸腰筋ばかり使ってしまう腹筋運動は、腸腰筋の過緊張によって腰を痛めてしまう場合があるので行わないようにしましょう。