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【箱根駅伝】歴史やルール、専門用語、区間コースの特徴、定番&穴場の応援スポット、小ネタまで徹底網羅

 1月2~3日に行われる“正月の風物詩”「東京箱根間往復大学駅伝競走(通称:箱根駅伝)」。2020年の大会で96回目という長い歴史を持ち、テレビの視聴率は毎回28%前後を記録する大人気コンテンツです。そんな箱根駅伝について、歴史やルール、専門用語、走るコースの特徴ほか、天気と気温などのトリビア、そして応援スポットについてまとめました。

箱根駅伝とは

 箱根駅伝は東京・大手町から神奈川・箱根町までを2日間かけて往復する、217.1㎞の大規模駅伝大会です。コースは10区間に分けられ、箱根の芦ノ湖をフィニッシュとする5区までを往路、折り返して東京まで戻ってくる6区~10区を復路(2日目)と表します。

箱根駅伝のルール

 現行のルールでは、参加20校にオープン参加の関東学生連合チームを加えた21チームで争われ、上位10校が次回大会の予選会が免除される「シード権」を手にすることができます。下位チームは毎年10月に行われる予選会を勝ち上がらなくてはならず、チームの年間スケジュールをも左右する大きな転換点とも言えるでしょう。

箱根駅伝の1番の特徴と見どころ

 箱根駅伝の1番の特徴といえば、何といっても箱根の“山”を走ることでしょう。この大会の5区(山上り)と6区(山下り)は標高差800m以上を一気に駆け上がる(下りる)ため、平地でのスピード以外に特別な“適性”が求められます。山の上と下では気温差も激しいため、汗をかくと低体温症や脱水症状に陥りやすく、これまで何人もの途中棄権者を出してきました。一方でこの区間で活躍した選手は「山の神」という称号を手にし、新聞やワイドショーを賑わせることも少なくありません。

箱根駅伝は大正時代から始まった

 箱根駅伝の始まりは大正時代まで遡ります。1920(大正9)年、“マラソンの父”として知られる金栗四三(かなくり・しそう)さんの「世界に通用するランナーを育成したい」との思いからすべては始まりました。

“マラソンの父”金栗四三(かなくり・しそう)とは

 金栗さんは、熊本県玉名郡和水町出身。日本が初めてオリンピックに出場したときに選ばれた選手の1人です。マラソンでオリンピック3回出場経験を持ち、世界記録も3回樹立、生涯で走った距離は約25万キロメートルという強者です。マラソンシューズの原点となった初期の「金栗足袋」の発明や、日本女子スポーツの振興、そして一度に多くのマラソン選手を育成する方法として「駅伝」をスタートさせたほか、オリンピックなどの国際大会で活躍するランナー育成に貢献し続けました。

 その結果、多くの実績と功績が認められ、1955年スポーツ界初となる紫綬褒章を受章し、“日本マラソンの父”と呼ばれるようになりました。

記事を読む:箱根駅伝を創った伝説のマラソンランナー・金栗四三。2019年NHK大河ドラマでも描かれる功績と激動の人生をたどる

第1回大会に出場した大学は?

 第1回大会に出場したのは東京高等師範(現・筑波大学)、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学の4校。東京高等師範が初代の箱根王者に輝き、第2回大会からは東京農業大学、法政大学、中央大学の3校、第3回大会からはさらに3校が追加されるなど、徐々に大会の規模は大きくなっていきました。

記事を読む:正月といえば箱根駅伝!これまでの歴史やルールをおさらいしよう【箱根駅伝2020】

 この第1回目の箱根駅伝、宮藤官九郎さん脚本による2019年NHK大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』でも描かれました。箱根駅伝で数々の名勝負を演じてきた瀬古利彦さん、谷口浩美さん、原晋さんが語る箱根駅伝の魅力とは。

記事を読む:箱根駅伝×いだてん。瀬古利彦・谷口浩美・原晋らが語る、箱根駅伝の魅力&『いだてん』への期待

シード校、山の神、フレッシュグリーン……専門用語の意味

 テレビ中継を観ていると、よく分からない専門用語が飛び出します。この専門用語を理解していれば、きっと箱根駅伝をさらに楽しめるはず。各大学の愛称はユニフォームやタスキの色から由来するものが多く、「〇〇のタスキ」「〇〇軍団」という使い方が主流です。おもな愛称は以下の通りとなっています。

・青山学院大学:フレッシュグリーン
・東洋大学:鉄紺
・早稲田大学:臙脂(エンジ)
・神奈川大学:プラウドブルー
・中央学院大学:フラッシュイエロー
・法政大学:オレンジ
・駒澤大学:藤色
・東海大学:東海ブルー
・帝京大学:ファイヤーレッド
・大東文化大学:ライトグリーン
・山梨学院大学:プルシアンブルー

記事を読む:専門用語を覚えて箱根駅伝を100倍楽しもう!【箱根駅伝2020】

箱根駅伝ってどんなコースを走るの?

 10人のランナーが襷(たすき)をつなぐ東京大手町~箱根間の往復217.1㎞。各校のエースが集結する『花の2区』など、全10区のコースにはそれぞれ個性があります。どのような走りをするランナーが向いているのか、Japanマラソンクラブ完走請負人・牧野仁さんにお話を伺いました。

記事を読む:自分が走るとしたら何区が向いてる?箱根駅伝全10区(コース)の特徴【箱根駅伝2020】

箱根駅伝は自然との闘いでもある

 今までの箱根駅伝でも、霧で前が見えなくなったり、大雪に見舞われたり、凍結した路面によって選手が転倒してしまったりなど、天災によるさまざまなドラマやハプニングがありました。まさに「自然との戦い」です。そこで今回、「箱根駅伝と天候」をテーマに考えてみることに。

記事を読む:箱根駅伝にまつわる「気温」と「出身高校」。直近35年のデータを調べてみた

応援に行きたい!穴場スポットは?

 箱根駅伝を現地で応援するという熱狂的なファンもいるはずです。しかし同大会は往復217.1㎞という長丁場。そのため、「どこで応援したらいいか分からない」という方も少なくないでしょう。「盛り上がれる」「順位が入れ替わりやすい」「穴場」など、ジャンル別にオススメ応援スポットをご紹介していきます。

記事を読む:王道派?穴場派? 箱根駅伝のオススメ応援スポット【箱根駅伝2020】

地元の人々の協力も、箱根駅伝を支える柱のひとつ

 箱根駅伝といえば、沿道につめかけるたくさんの人が選手たちを激励している姿も印象的です。当日の沿道の雰囲気はどんな様子なのでしょうか。“箱根駅伝”のそばで働き、暮らし続け、選手やファン、関係者をあたたかく支えている地元の人々にお聞きしました。

記事を読む:地元が見守ってきた箱根駅伝とは。小田原中継所の鈴廣蒲鉾、出場校が愛用する常宿の女将に聞きました

“見るスペシャリスト”と“走るスペシャリスト”のレア対談

 駅伝に詳しすぎるアイドル・NGT48研究生の西村菜那子さん、そして青山学院大学の3冠達成を牽引し、「三代目山の神」として名を馳せた神野大地選手の貴重すぎる対談が実現。箱根駅伝の思い出話に花を咲かせています。

記事を読む:NGT48西村菜那子&“山の神”神野大地スペシャル対談(前編)

<Text & Photo:編集部>

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