「食事で脂肪を落として、体型は運動で作る」。フィットネスプロデューサーAYAから学ぶ、筋肉をつけながら脂肪を落とす食事術 (3/3)
プロテインはマストなの?
──運動をしている人はプロテインを飲んだ方がよいのでしょうか。AYAさんが考える、プロテインを飲むメリットや活用術とは。
AYA:私も、ガッツリとプロテインを飲む派ではないんです。トレーニング後は筋肉が傷ついた状態なので、それを修復してあげるためにプロテインを飲んでいるって感じですね。一定以上運動している人になると、食べ物では限界があって、やっぱりプロテインという補助食品が必要になってきます。
プロテインってめちゃくちゃ考えられた飲み物です。粉になっていて、水で溶かして液体で飲めば、すぐ吸収されます。たとえば卵の場合、しっかり噛んで消化してバラバラにしてからタンパク質になって、そのタンパク質から今度はアミノ酸にして、ようやく筋肉に入ります。この工程が長すぎて、食べ物からだと栄養素がすぐに行き届かないんですよ。だからプロテインが必要になります。
日常生活でも、歩いたり動いたりするとき必ず筋肉を使うので、タンパク質は毎食とらないといけない。でも食べるのがちょっと大変だなっていうときは、朝食+プロテインとか、朝ごはんの一環として始めるとやりやすいかと思います。
──いまだ根強い「プロテインを飲むと太る」説については。
AYA:飲みすぎは太りますね。プロテインを飲む意味を理解していれば、飲み過ぎるってことはなくなるかと思います。
運動してない人と運動してる人のプロテインを飲む量は違うし、筋肉量も違うので、飲む量は考える必要があります。たくさん飲んでも体に吸収される量は決まっているので、吸収されなかったぶんは分解して体から排出されてしまうんです。そうなると、内臓がめちゃくちゃ疲れちゃうんですよ。
だから、今日は運動しないから一杯だけ飲もうとか、今日は運動するから朝と運動後に一杯ずつ飲もうとか考えて量を調整しないと、自分の体に負担をかけるし、排出されないぶんは蓄積されて太ってしまいます。
──AYAさんはプロテインを選ぶとき、どんな基準で選んでいますか?
AYA:味と原材料です。私自身がプロテインを一緒に作りませんかってオファーを受けたときも、内容と味はしっかり見ることがマストでした。
──これまでプロテイン商品を多数展開していますが、このたび新たに『Feelin’Good ソイプロテイン スムージー ウィズ スーパーフード』を作った背景とは。
AYA:自分も愛用できるようなプロテインを作りたいなって思ってたときにオファーがきたので、まず株式会社ファインさんで私監修のプロテインシリーズを作ったんです。でも、一番好きだったピーチレモン味がなくなっちゃったので、Feelin’Goodブランドとしていろいろ展開していく中で、ピーチレモンを復活させました。原材料も同じです。大豆は体にもいいし、女性にも合うので、ソイプロテインで作りたいなって。
──『Feelin’Good ソイプロテイン スムージー ウィズ スーパーフード』の推しポイント、ほかのプロテインと違う点を教えてください。
AYA:やっぱり味です。あと、『プロテインはトレーニングしてる人が飲むもの』という価値観を覆してくれる、日常生活にスッとなじむようなプロテインなんじゃないかなと思います。プロテイン=タンパク質=アミノ酸であって、食事でとれないぶんは飲み物で簡単にとっちゃいましょうというイメージです。チアシードなどのスーパーフードが入って飲み応えもあるので、一杯でお腹いっぱいになる、置き換えダイエットにも使えそうなプロテインに仕上げました。
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[プロフィール]
AYA
フィットネスプロデューサー・モデル。有名芸能人を多数クライアントに持ち、独自の運動、食事理論は高い評価を得ている。Instagramのフォロワー数は45万人を超え、YouTubeに「AYA’sファンクショナルLIFE」を開設。数多くのメディア出演や書籍出版を果たすなど、日本屈指のフィットネスプロデューサーとして活躍している。
取材場所
フィットライフジム Feelin' Good虎ノ門スタジオ
https://www.feelingood.jp/
<Text & Photo:編集部>