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マラソン大会「前日~当日」の過ごし方。ランナーが経験談を交えて解説 (5/6)

スタート地点には早めに行く

 時間には余裕を持って動いてください。大会によっては、スタートブロックに入れる時間が制限されていることもあります。直前に滑り込むのではなく、早めにスタート地点に立っておくことで、精神的にも落ち着いて走り始められるでしょう。移動に使う電車や会場内での動き方なども、あらかじめ頭に入れておくと安心です。

ウォーミングアップは必要?

 先頭集団でいきなり100%の力を出そうというランナー以外、ウォーミングアップはとくに不要です。ジョギングなどで身体を温める人を多く見かけますが、むしろ疲労を残してしまいかねません。

 多くの大会ではスタート直後、周囲のペースに合わせてゆっくり走ることになるでしょう。その間で十分に身体が温まるはずです。

 また、ウォーミングアップしてもスタートまでの待ち時間で身体が冷えることが多く、せっかくのウォーミングアップが意味をなさないことも少なくありません。

 軽く周辺を歩いたり、身体の動きをドリルなどで確認する程度に留めましょう。

走る前のストレッチはやるべき?

 また、走る前のストレッチも個人的には不要だと考えています。ストレッチで筋肉を伸ばしてしまうと、むしろ動きが悪くなってしまうためです。

 とくに時間をかけて伸ばすようなストレッチは、パフォーマンス低下に繋がりかねませんので避けましょう。

昔は、筋肉の柔軟性を高めるスタティックストレッチを行うことで、ケガを防ごうという考えが一般的でした。しかし、さまざまな研究で、運動前のスタティックストレッチにはケガを防ぐ効果はないという結果が出ています。足を大きく振り上げる、腕を大きく回すなど、勢いよくカラダを動かしたときの可動域の広さを「動的柔軟性」といいます。スタティックストレッチを行うことで筋肉の柔軟性は高まりますが、筋力との関係により「動的柔軟性」は低下し、運動中のパフォーマンスダウンへとつながることもあります。そう考えると、運動前にスタティックストレッチを行う必要性はなく、むしろカラダを動かしながら筋肉を伸ばす「ダイナミックストレッチ」が効果的と言えるでしょう。

ストレッチの種類と効果を専門家が解説。運動前・運動後におすすめの方法は? より

レース中の補給状況も確認したい

 レース中に持つべき補給食などは、大会側でどの程度の食べもの・飲みものを用意しているかによって異なります。3~4kmごとに給水できたり、パンやおにぎり、フルーツなどが提供されていれば、何も持つ必要はないかもしれません。

 「途中でエネルギー切れになったらどうしよう」と不安になり、ついいろいろなものを持ちたくなる気持ちは分かります。しかし荷物を持つことは走るうえでの負担となり、パフォーマンス低下に繋がるでしょう。補給食などは必要最低限。

 ただし暑い日には、塩分を多めに摂れるよう準備しておきましょう。

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