フィットネス
2024年4月2日
腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋はどこを指す?筋トレ初心者向け「お腹」の筋肉解説 (2/3)
外腹斜筋(がいふくしゃきん)・内腹斜筋(ないふくしゃきん)
くびれたウエストや逆三角形のカラダを作るのに欠かせないのが、「外腹斜筋」と「内腹斜筋」です。「脇腹」と呼ばれるところにある外腹斜筋は、表層にある筋肉。肋骨から骨盤にかけて斜めに走行しています。
内腹斜筋は外腹斜筋の深部付着している筋肉で、筋線維の走行が外腹斜筋と反対です。筋肉の走行方向として、外腹斜筋は外側から内側に斜めに走行(肋骨側:外、骨盤側:内)するように付着しており、内腹斜筋は逆に内側から外側へ走行するように付着しています。
外腹斜筋と内腹斜筋は、体幹部を捻る動作で力を発揮します。外腹斜筋と内腹斜筋は協力して力を発揮する筋肉で、それぞれが単体で力を発揮して動作を行うことはありません。
例えばカラダを右側にひねるときは、左側の外腹斜筋と右側の内腹斜筋が働き、左側にひねるときは逆に右側の外腹斜筋と左側の内腹斜筋が働きます。
これら2つの筋肉は、同じエクササイズで鍛えることが可能です。外腹斜筋と内腹斜筋を鍛えるエクササイズの特徴は、“腹筋運動にひねりを加える”ということを覚えておくとよいでしょう。