2023年2月13日

毎日のスクワットを飽きずに続ける5つの方法[トレーナー解説] (2/4)

足幅を狭める「ナロースクワット」

また、足幅を狭めて行う「ナロースクワット」も取り入れてみましょう。

ナロースクワットは、肩幅程度に足幅を狭めて行うやり方です。通常のスクワットよりも、太ももの前の筋肉“大腿四頭筋”にかかる刺激量が増えます。

なお、どちらの方法もスクワットより動作中のバランスがとりにくく不安定になります。そのため、フォームをしっかり維持しながら行うようにしましょう。

3.可動域を変えてみる

動作の可動域(関節が動く範囲)を少し工夫することでも、負荷を高めることができます。

立ち上がるとき膝を伸ばしきらない

立ち上がった際に膝を完全に伸ばしきってしまうと、力を抜いていても姿勢を維持できるため負荷が減ります。

立ち上がるときは、膝を伸ばしきらずに少し曲げた状態で止め、そこから次の動作へ移るようにしましょう。

深くしゃがみ込む

太ももが床と平行になるくらいを目安にしゃがむスクワットが通常のやり方ですが、負荷を高めるのであれば、可動域を広げて一番下までしゃがむ「フルスクワット」がよいでしょう。

フルスクワットは膝や腰に悪いと思っている人もいるかもしれませんが、それはやり方次第です。

重いウエイトを持って動作を行うのであれば、ケガのリスクが高くなります。しかし、自重トレーニングの場合はその心配がありません。

ポイントは「股関節をしっかり曲げる」

注意したいのが、股関節をしっかり曲げること。股関節を曲げないと膝にかかるストレスが増し、何回も続けて行うことで膝が痛くなってしまう可能性があります。

フルスクワットでバランスが取りにくいという人は、足幅を広めにして行うと動作がしやすくなるでしょう。

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