仕事行きたくない!カウンセラーが教える、パターン別の乗り越え方 (1/4)
「仕事に行きたくない、家にいたい」「仕事のことを考えると、なんだか憂鬱」という時、ありますよね。 本記事では、株式会社コレット・マインドトレーナーでカウンセラーの田中よしこ氏に、仕事への辛い気持ちを乗り切る方法や対処法などを聞きました。
「仕事行きたくない、家にいたい」という気持ちを乗り切る方法
人間関係が原因で行きたくない場合
人間関係が原因で行きたくない場合は、このように考えてみましょう。
- 「仕事でしか付き合わない人」という事実を認識する
- 「〇時までの辛抱」と自分の中でゴールを決める
悩みの種である相手に対して、「仕事の人、それ以外で関わる必要がない人」と割り切ってみましょう。気持ちがラクになるかもしれません。
顔を見るのも辛い人は、相手の鼻の付け根に視点を合わせるのがおすすめ。顔をまっすぐ見ないだけでも、心のざわつきが減るはずです。
仕事のストレスが原因で行きたくない場合
漠然と仕事のストレスがある方は、下のステップで相談まで進んでみましょう。
- 具体的にどんなことがストレスか、自分なりに分析する
- 分析した内容を、自分の言葉でまとめる
- まとめた言葉で、上司や仕事仲間に相談する
漠然と仕事のストレスがある方は、上のステップで相談まで進んでみましょう。相談する際は、「業務量を減らしてもらいたい」「納期を延ばしてもらいたい」など具体的に伝えるのがポイントです。
相談することで、気持ちが軽くなるはず。解決策も見つかるかもしれません。
「相談するのは気が引ける」「どう思われるのか不安で相談できない」などと相談自体を我慢する人も多いですが、不安や恐れの感情を吐き出してみましょう。
心身の疲労が原因で行きたくない場合
体調が優れない時、行きたくないという気持ちが出るのは当たり前です。心身の疲れを癒すために、以下の対処法を行ってみてください。
- 思い切って1日休暇をとり、睡眠や入浴に時間を費やす
- 「仕事が終わりにマッサージに行こう」など体を大切にできる対処法を探す
自分のことを大切にできれば、気持ちが前向きになるはず。疲れを感じている方は、「まず休む」ことを実践してみてくださいね。
理由がわからないけど行きたくない場合
理由がわからないけど行きたくない時は、仕事する意味を見失っている、自己肯定力が下がっているタイミングかもしれません。
「理由を見つけられないほど、何か我慢しているのかな」と、フラットな目線でその感情をそのまま受け止めてあげましょう。
誰かと比べたり、自分を責めたりしていないか、確認してあげてください。