2023年10月18日

「子どもの習い事、結果が出なければ意味がない」と考える親に伝えたいこと (2/2)

非認知能力が育まれにくい現状

今の時代は、非認知能力が育まれにくいとされています。

本来は、近所のお兄さん・お姉さんやお友達と外で遊ぶなどして、そのカッコイイ姿に「あんな風になりたい」という憧れを抱き、自然と非認知能力は育ってくるものでした。

しかし社会が発展するにつれ、大人の都合で子ども社会が崩壊しており、子どもが犠牲になってしまっています。

そのため、現在の子どもたちはそのような気持ちや力を育てる機会が少なく、成長してきてしまったのです。

ときには「最近の子どもは……」と思うことがあるかもしれませんが、そんなときこそ、非認知能力の大切さを伝えてあげてください。

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[プロフィール]
赤堀達也(あかほり・たつや)
1975年生まれ、静岡県出身。小中大でバスケを指導し、独創的理論・論理的指導で選手育成をする。体力テストが低水準校で県優勝し、無名選手達で東海大会6位となる。最高は全国準優勝。2019年度より旭川大学短期大学部准教授として、これらの理論を応用した幼児体育・健康の研究を行う。またパーソナルストレッチやスポーツスタッキング、部活動改革にも取組む。
 [HP] https://mt-a.jimdo.com

<Text:赤堀達也>

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