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2017年12月2日

50代、ファイナンシャルプランナーの場合。「50歳でサブ3目標。何も履かず、裸足で練習も」┃仕事とランの両立を目指して。#2 (3/3)

「私は息子と走り始めた頃から、ランニング後の報告をFacebookにアップしていました。今でも続けているのですが、たとえ『いいね!』が押されなくても、見ていてくれる人って多いんですよね。久しぶりに会った人が実はFacebookを見ていて、すごいね……なんて言われるわけです。逆にもし走るのを止めたら、なんだかかっこ悪いじゃないですか。自然と止められなくなってしまいましたよ。でも自分の活動を発信するのって、実は継続するうえで非常に良いのではないかなと思います」

 FacebookなどのSNSは、多くの人々に自身の活動を知ってもらえるツール。いずれ「頑張って」などと応援してくれる人が現れれば、新しいモチベーションが生まれるかもしれません。もしかしたら、「実は私も走っているんだ」なんて仲間ができる可能性もあるでしょう。継続に悩むランナーなら、試してみる価値はありそうです。

 サブ3という目標のほか、アップダウンの多いウルトラマラソンも走ってみたいという長島さん。さらに娘さんがトライアスロン競技に取り組んでいることを受け、ご自身もいずれ挑戦してみたいと話してくれました。

 忙しい中でも時間を作り出し、工夫を重ねながら記録を伸ばし続ける長島さん。たとえ限られた時間でも、継続することが結果に繋がるのだと気付かせていただきました。

[プロフィール]
長島良介(ながしま・りょうすけ)
1967年、東京生まれ。大学卒業後、建築事務所にて設計等の業務に従事。実家の保険代理店を継ぐこととなり、ファイナンシャルプランナー資格を取得する。現在は株式会社LiN CORPORATIONに所属し、一般社団法人東京都相続相談センター・理事、さらにはファイナンシャルプランナーとしてライフプランニング等を行う。ランニング歴は6年目。フルマラソンは3時間11分、100kmマラソンの完走経験も持つ。

【HP】
(株)LiN CORPORATION http://sure-life.jp/
(社)東京都相続相談センター http://www.tokyoto-souzoku.com/

[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。またトレーニングサービス『WILD MOVE』を主宰し、子ども向けの運動教室、ランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。3児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表。
【HP】http://www.run-writer.com

<Text&Photo:三河賢文>

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