プランクの効果とやり方。体幹トレーニング初心者は「まず30秒」から! (3/3)
<このページの内容>
ハイプランク(ストレートアームプランク)
1.床に両手をつき、腕立て伏せの姿勢になる
2.腰を持ち上げる。頭・肩・腰・膝・カカトが一直線になるように意識する
3.20秒間キープする
サイドプランク
1.横向きになり、肘を曲げて床につく。両足は伸ばして重ねる
2.前腕と足でカラダを支え、床から浮かせる
3.約20秒間行う
正面から見て、頭・肩・腰・膝・カカトが一直線になるように意識しましょう。カラダを浮かせた際に、下腿部が床につかないよう注意します。
片足ハイプランク
1.片足を肩の高さまで持ち上げる
2.10秒間キープする
左右で20秒×3セット行います。
浮かせた脚のカカトから頭まで、一直線にすることがポイントです。
片手プランク
1.プッシュアップの姿勢になり、腕は肩幅に広げる
2.肘を伸ばしながら、片手を肩のラインまで上げてキープする
3.左右それぞれ20秒ずつ行う
ワイドスタンスプランク
1.足は腰幅よりもこぶし1個分広げ、つま先を床に立てる。肘は肩の真下に置く
3.30秒キープし、3セット行う
ワンレッグプランク(片足プランク)
1.両肘を床につけ、うつ伏せになる
2.腰を浮かせ、背筋をまっすぐに伸ばす
3.片足を可能なところまで上げる
左右で各30秒×3セットが目安です。
プランクレッグレイズ
1.プランクの姿勢を作り、片方の足を、膝を伸ばしたまま上げる
2.足をゆっくり下ろす
3.この動作を左右交互に行う
左右交互で、計20回行いましょう。
ハイリバースプランク
1.床に長座となり、手のひらを地面につける
2.上半身を上げていく
3.頭から足先まで一直線をキープし、上を向く
30秒を3セット行いましょう。
サイドプランクロール
1.横向きになり、地面に近いほうの肘を立てて、上半身を持ち上げる
2.両足を伸ばし、足の側面で下半身を支える
3.上にある手を上げ、体をひねるように下げていく
左右で20秒ずつ行いましょう。
ローリングプランク
1.腕立て伏せの姿勢になる
2.片手を離しながら体を横に一回転させる
3.逆の動きを行い、始めの腕立て伏せの姿勢に戻る
常にお腹に力を入れて、フォームが崩れないようにしてください。腰が下がらないように注意です。
スパイダープランク
1.プランクの体勢となり、片足を肘の方へ持ち上げる
2.左右交互に繰り返す
20回×3セット行いましょう。上半身はなるべく動かさないように注意します。
プランクプッシュアップ
1.腕立て伏せの姿勢になり、片肘ずつ床につけていく
2.両肘が床についたら、今度は片手を床につけ、体を起こしていく
3.左右順番に体を持ち上げて、落としていく
有酸素運動と筋トレを組み合わせたような種目として、心肺機能強化の面も期待できます。
次に、これらのアレンジポーズで構成されたサーキットトレーニングを紹介します。
プランクを活用したサーキットトレーニング
最後は、サーキットトレーニングをプランクで行ったメニューにも挑戦してみましょう。
1.プランク(20秒)
<休憩10秒>
2.サイドプランク右側(20秒)
<休憩10秒>
3.サイドプランク左側(20秒)
<休憩10秒>
4.ワンレッグプランク右側(20秒)
<休憩10秒>
5.ワンレッグプランク左側(20秒)
<休憩10秒>
6.ヒップリフトブリッジ(20秒)
<休憩10秒>
7.プランクプッシュアップ(20秒)
<休憩10秒>
8.スパイダープランク(20秒)
<休憩10秒>
監修&執筆者プロフィール
プロスポーツトレーナー和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。?医療系・スポーツ系専門学校での講師や、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。運営協力メディア「#トレラブ(https://tr-lv.com/)」などで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会 JATI-ATI
公式HP/公式Facebook
<Text:和田拓巳/Edit&Photo:編集部>