フィットネス
2022年3月28日

動いて耐えて、体幹強化!しっかり効かせる「プランクトライアングル」。正しいやり方を解説 (2/2)

トレーニングのポイント

・一定にリズムでテンポよく
・メリハリをつけて、曲げ伸ばしは丁寧に
・バランスが崩れやすいので、しっかりキープ

鍛えられる部位

・股関節筋群
・腹横筋
・腹斜筋 etc…

体幹とは

 首から上と腕・足を除いた部分のことを「体幹」といいます。腹筋や胴体部分のことだと勘違いしやすいのですが、胸や背中などの大きな筋肉、肩関節・股関節まわりの小さな筋肉まですべて体幹であり、それらを鍛えるのが体幹トレーニングです。

体幹を鍛えるメリット

 体幹を鍛えることで感じられる最大のメリットは、筋肉のバランスを整え、カラダ全体の安定性が高まるという部分にあります。たとえばランニングフォームの改善やケガ予防、動きをスムーズにさせることで競技パフォーマンスを向上させるほか、筋力向上による体の引き締め、体力向上などが期待できます。

 日常生活においても、筋肉がつくことで疲れにくくなったり、腰痛予防、姿勢の崩れを防ぐ、転倒予防などのメリットもあります。

 また、ひざに痛みを抱えている人や、腰痛といった怪我が心配な人の自宅トレーニングにもおすすめです。

腹筋とは

 腹筋とは、腹部にある筋肉の総称であり、特定の筋肉名ではありません。

 腹筋群のそれぞれの名称として、腹部の中央にありシックスパックと呼ばれる部分の筋肉である「腹直筋(ふくちょくきん)」、腹直筋の両脇にありウエスト部分を構成している「外腹斜筋(がいふくしゃきん)」とその深部にある「内腹斜筋(ないふくしゃきん)」、そしてお腹をコルセットのようにぐるりと囲っている「腹横筋(ふくおうきん)」が挙げられます。

✓ 「腹直筋(ふくちょくきん)」…腹部の真ん中にある筋肉。シックスパックを構成する
✓ 「外腹斜筋(がいふくしゃきん)」…腹直筋の両脇にある筋肉
✓ 「内腹斜筋(ないふくしゃきん)」…「外腹斜筋」の奥にある筋肉
✓ 「腹横筋(ふくおうきん)」…お腹をコルセットのようにぐるりと囲んでいる筋肉

おすすめの筋トレグッズ

おすすめの動画&記事

【最強プランク】初心者オススメ!腹筋を鍛える体幹トレーニング「プランク」の正しいやり方

バイシクルクランチの正しいやり方。腹筋強化&脂肪燃焼!【20回×3セット】

体幹トレーニング「プランク」の効果とやり方。初心者はまず30秒から!

ストレートネック(スマホ首)の人へ!首コリ解消ストレッチ&対策アイテム紹介

\もう一度動画でおさらい/

[監修・出演]
鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、(株)BOOSTマネジメント契約、HOKA ONE ONE サポート。

1 2