
食物繊維、摂りすぎるとどうなる?過剰摂取の目安とは[管理栄養士監修] (1/2)
- 健康
- 2023年7月31日
「腸内環境改善」や「便秘解消」に良いとされる食物繊維。食物繊維を意識的に摂っている人も、多いのではないでしょうか? そんな食物繊維、摂りすぎるとどうなるか考えたことはあるでしょうか。
本記事では、『食物繊維のメリットとは。摂り過ぎ&不足のデメリットは?マッスルデリ管理栄養士が解説』という記事から食物繊維を摂りすぎるとどうなるかピックアップしてご紹介します。
まず、食物繊維のはたらきから!
そもそも食物繊維とは、体内に摂取されても消化・吸収されずに、小腸を通って大腸まで達する食品成分のことです。主なはたらきとしては、
- 腸内環境を整える
- 便秘改善
- 血中コレステロール濃度の低下 など
さまざまあることが分かっています。食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類に大別され、それぞれはたらきが異なります。
水溶性 | 不溶性 | |
はたらき | ・便を軟らかくして排便を促す ・食後の血糖値上昇をゆるやかにする ・腸内環境を整える |
・腸の動きを活発化させる ・便のカサを増やして排便を促す ・腸内環境を整える |
食材例 | ・海藻類 ・果物 ・やまいも ・オクラ など |
・穀類 ・根菜類 ・豆類 ・きのこ類 ・果実 など |
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