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2023年7月24日

「バナナは快眠にいい食べ物」ってホント? バナナが熟睡ホルモン“メラトニン”を増やす理由とは (2/2)

東京慈恵会医科大学付属病院栄養部で管理栄養士を務める赤石定典さんによると、運動を行ったうえでバナナを食べるのがおすすめとのこと。

「バナナに含まれるトリプトファンは脳でしあわせホルモンのセロトニンを分泌させ、それが睡眠を促すメラトニンを分泌させる。すなわち、しっかりとトレーニングをしたあとは、質のよい睡眠をしてカラダを回復させる力を秘めている。それには朝食バナナがおすすめです」

トレーニングもセロトニンの分泌を促すと言われているため、バナナと組み合わせるとさらに良さそうですね。

余談ですが、筋肉を大きくするためには糖質も必要不可欠なので、バナナの糖質は筋肥大を狙う筋トレ民にもおすすめです。

「バナナだけを食べる、大量に食べる」はNG

栄養素はさまざまな栄養素と組み合わせることで力を発揮します。多くの栄養素を豊富に含んだバナナは、そういった点でもおすすめしたい食べもののひとつです。

かといって、バナナをたくさん食べたらいいというわけでもなく、生活リズムと食生活を整えたうえで、プラスアルファで摂取という形が望ましいでしょう。

関連記事:バナナの栄養と効果|毎日食べると太る?カロリーや糖質は?ダイエットや筋トレ食材としてどう?[管理栄養士監修]

<Edit:編集部>

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