フィットネス
2023年9月13日

【動画あり】お尻と腰を鍛える筋トレ「ヒップリフト」の効果的なやり方 (2/2)

姿勢をよくし、脚を長く見せる

お尻は「抗重力筋」のひとつ。抗重力筋とは、立っている時に重力に負けないよう対抗して働く筋肉です。その抗重力筋が弱ると、姿勢が重力に負けて崩れることになります。

たとえば、猫背で姿勢の悪い人は、頭が前に出てしまいます。そのままだと前に倒れてしまうので、バランスを取るために背中は後ろへ倒れ、腹部とお尻を前に出して前後のバランスを取ろうとします。

そのような姿勢ではお尻の筋肉が垂れてしまい、脚が短く見えてしまうのです。脚の長い人は姿勢がいい理由は、ここにあります。

坐骨神経痛の症状を抑える

お尻の奥にある梨状筋(りじょうきん)という筋肉が固まると、そのすぐ下を通っている坐骨神経を圧迫します。すると、お尻・太もも・ふくらはぎ・足先のいずれか、もしくは複数や脚全体に、痺れ・痛み・張り・冷え・灼熱感といったようなつらい症状が出ることになるのです。とくに、長時間座っている人や運動不足の人は注意が必要です。

このように、お尻の筋肉は見た目のプロポーションに関わるだけでなく、健康にも関係する筋肉です。

▼ この記事も読まれています

お尻の筋肉を鍛えるメリットとは?ヒップアップに効果的な筋トレ&ストレッチ

監修者プロフィール

鳥光健仁(とりみつ・たけのり)

フィットネスランニングトレーナー。千葉県出身、1991年生まれ。

<Text:MELOS編集部>

1 2