フィットネス
2022年9月7日

縄跳びダイエットの効果を探る。ランニングより痩せる?消費カロリーは? (3/3)

女性は服装にも注意してみよう

 他の運動でも同様ですが、女性の場合は繰り返し行われる揺れる動作によって刺激され、胸が垂れるなど、大きさや形の変形につながる場合があります。スポーツブラをはじめ固定力が強い下着を着用し、胸をしっかり固定しましょう。

胸は『クーパー靭帯』という靭帯で上向きに支えられています。この靭帯は揺れに弱く、一度切れると元には戻りません。ですので、ジャンプをするようなトレーニングやランニングなどを行う際は、最適なスポーツブラを着用することがとても重要です。

胸を残したまま痩せることはできる?ティップネストレーナーが解説 より

跳ぶときの姿勢にも注意

 跳ぶときの姿勢にも気をつけましょう。引っかからないように気にしていると、足元ばかり見て猫背になり、背中が丸くなったり肩に力が入りやすくなります。そのような姿勢では、首や腰など関節にかかる負担が増えてしまうでしょう。肩の力を抜いて姿勢を正し、カラダをまっすぐにしたまま跳ぶようにしてください。

 縄跳びは思った以上にハードですが、その分だけダイエット効果も高いエクササイズです。安全で効果的に行うためにも、ここで紹介したポイントや注意点を頭に入れて取り組んでみてください。

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[筆者プロフィール] 
和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。医療系・スポーツ系専門学校での講師のほか、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。現在、さまざまなメディアで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)の認定トレーニング指導者
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<Text:和田拓巳/Photo:三河賢文>

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