プロテインで筋肉痛にならない、早く治るってホント?筋肉痛に良い成分とは (2/6)
筋肉痛を早く治すために良い成分としては、以下が挙げられます。
- BCAA
- クエン酸
- ビタミンD
- L-カルニチン
- クレアチン
- クルクミン
- シトルリン
「これらを摂れば必ず筋肉痛がよくなる」わけではありません。しかし、筋肉の修復・回復や炎症を抑えるサポートはしてくれるでしょう。1つずつ詳しくご説明します。
筋肉痛に良い成分① 分岐鎖アミノ酸(BCAA)
バリン・ロイシン・イソロイシンの3つの必須アミノ酸の総称である分岐鎖アミノ酸(BCAA)を運動前後に摂ると、筋肉痛や筋肉疲労の軽減に有効であると考えられています。
分岐鎖アミノ酸(BCAA)が体内で足りなくなると、筋肉が分解されてエネルギー源に変換されます。そのため、筋損傷や筋肉疲労につながることが知られています。
分岐鎖アミノ酸(BCAA)が豊富な食材例
- マグロ
- 牛肉
- 鶏肉
- 卵
- 大豆製品など
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筋肉痛に良い成分② クエン酸
クエン酸とは、柑橘類や酢に含まれる酸味成分の1つです。疲労回復の作用が期待できるため、筋肉の疲労にも効果的に働いてくれるでしょう。
さらに、血糖値の上昇を抑制・血流改善などの効果も期待できます。食欲の増進効果もあるので、食欲がない時にもおすすめです。
クエン酸が豊富な食材例
- 酢
- レモン
- シークァーサー
- ライム
- 梅干し など
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筋肉痛に良い成分③ ビタミンD
ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進して骨を強くする栄養素というイメージがありますが、他にも筋肉の合成を促進する作用もある脂溶性のビタミンです。
また、免疫機能を調整する働きもあり、風邪・インフルエンザなどの感染症の予防にもつながると考えられています。
ビタミンDが豊富な食材例
- きくらげ
- いわし
- カツオ
- 鮭
- 卵黄
ビタミンDは、日光を浴びることでも生成されます。ただ、過度な日光浴は、肌の老化・皮膚がんの原因になるため、肌へ悪影響を及ぼさない範囲での日光浴がおすすめです。
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