
自宅向けダイエット運動メニュー29選|家でできる室内の有酸素運動&筋トレ
忙しい日常において、ジムに通う時間を作ることは難しいものです。しかし、限られたスペースや時間でも、脂肪燃焼や筋力アップは可能です。
この記事では、賃貸マンションやアパートなど室内でもできる有酸素運動と筋トレを、器具あり・なし両方でピックアップしています。
<このページの内容>
バーピージャンプ
1.足をこぶし1個分ほど開き、しゃがみ込んで両手を地面につける
2.両足を後ろに伸ばし、両足をしゃがみ込んだ元の位置に戻す
3.起き上がると同時に高くジャンプし、頭上で手を合わせる
期待できる効果
- 脂肪燃焼
- 体力向上
- 胸、太もも、お尻の筋肉強化
効果をきちんと出すポイント
- お尻が「くの字」にならないようにする
関連記事:キツイが痩せる全身運動「バーピートレーニング」の効果・正しいやり方・メニューを解説
マウンテンクライマー
1.うつ伏せで両手を床につき、腕立て伏せの姿勢へ
2.片足の膝を胸に引き付けるように曲げ、前方に足をつく
3.蹴るようにして、左右の足の位置を入れ替える
期待できる効果
- 脂肪燃焼
- 体力向上
- 二の腕、お尻、腹筋まわりの強化
効果をきちんと出すポイント
- 姿勢を保ちながら、もも上げをするイメージで膝を上げる
- 足首をひねらないように着地する
- 体幹(腹筋)が弱い人は落ちやすくなるので、少しお尻を上げるイメージで行う
ツイストジャンプ
1.足を揃えて立つ
2.上半身と下半身を逆方向にひねりながら、軽くジャンプする
期待できる効果
- 全身の筋肉強化
- 脂肪燃焼
- 体幹強化
効果をきちんと出すポイント
- 前後左右に体がブレないようにする
- お腹の筋肉を意識する
実施回数
20秒×3セット
関連記事:体をねじりながら飛ぶだけ!有酸素運動「ツイストジャンプ」で脂肪燃焼
ランニングステップ
- 肩幅に足を開き軽く膝を曲げて、かかとを少し浮かせて腰を落とす
- 右左交互に細かく(素早く)地団駄を踏む
- この動きを繰り返す
期待できる効果
- 脂肪燃焼
- ヒラメ筋の強化
- 足首の柔軟性向上
- 大腿四頭筋の強化
効果をきちんと出すポイント
- 足は低い位置で細かく動かす
関連記事:毎日2分で運動不足解消。手軽に有酸素運動ができる「ランニングステップ」のやり方
もも上げ
1.足をやや開き、背筋を伸ばす
2.かかとを少し上げた状態で、片方ずつ太ももを持ち上げる
ヒザを上に突き出すイメージ。腕も振る
期待できる効果
- 脂肪燃焼
- 腸腰筋の強化
- 大臀筋の強化
効果をきちんと出すポイント
- 動作の際、立ち位置がずれないよう同じ位置をキープする
- 背中を丸めない、腰を反らない
実施回数
30秒×3セット
関連記事:【家でできる有酸素運動】「もも上げ」で脚痩せ&脂肪燃焼!
踏み台昇降(ステップ運動)
1.右足か左足、どちらかを踏み台に乗せる
2.まっすぐに立つ
3.上げた方の足から下ろす
期待できる効果
- 脂肪燃焼
- 大腿四頭筋の強化
効果をきちんと出すポイント
- すこし息切れする程度のスピードで行う
- 両腕も振って肩甲骨を動かす
実施回数
60秒×3セット
関連記事:自宅で手軽に有酸素運動ダイエット「踏み台昇降(ステップ運動)」の正しいやり方
スイッチキック
1.仰向けで、両手両足で体を支えながらお尻を上げる
2.姿勢をキープしたまま、足を交互に高く蹴り上げる
3.左右交互に行う
期待できる効果
- 脂肪燃焼
- 腸腰筋の強化
- 大臀筋の強化
効果をきちんと出すポイント
- 蹴る足は、なるべく曲げないようにする
- お尻が下がらないように注意
実施回数
20秒×3セット
関連記事:【静かで省スペース】有酸素運動1分。「スイッチキック」の正しいやり方(道具不要)
ここからは筋トレメニューです。
スクワット
やり方
- 肩幅に足を広げ、足先は少し外側に向ける
- 背筋を伸ばし、腰を下げていく
- 地面と太ももが平行になるまで下げたら、ゆっくりと元に戻る
膝は外側へ開くように曲げる
期待できる効果
- 大臀筋
- 大腿四頭筋
- ハムストリングス
- ふくらはぎ
- 脊柱起立筋
- 腹筋まわり
効果をきちんと出すポイント
- 膝ではなく、股関節から折り込むように腰を落とす
- 膝がつま先より前に出ないようにする
実施回数
15回×3セット
関連記事:筋トレの王道「スクワット」を徹底解説。トレーニング効果・鍛えられる部位・正しい姿勢とやり方・回数の目安
ランジ
やり方
- 足を肩幅より大きく、前後に開く
- 上体をまっすぐにしたまま、股関節と膝を曲げていく
- 前足の膝を90度まで曲げたら、ゆっくりと元の姿勢に戻る
前足の膝がつま先よりも出ないようにする
期待できる効果
- 大臀筋
- 大腿四頭筋
- ハムストリングス
効果をきちんと出すポイント
- 身体がぐらつく場合、お腹まわりに力を入れ、体軸を保つ
- しっかり腰を落とす
実施回数
15回×3セット
関連記事:下半身筋トレ「ランジ」の効果と正しいやり方、負荷を高めるフォーム
腕立て伏せ(プッシュアップ)
やり方
- 手幅を肩よりやや広めにし、腕立て伏せの姿勢になる。視線は前方へ
- 肘を曲げ、胸が床につくまで体を下ろす
- いったん静止した後、両手で床を押して体を押し上げ、はじめの姿勢に戻る
脇を締めたまま肘を曲げ、胸が手に触れる程度の位置まで下ろす
期待できる効果
- 上腕三頭筋
- 大胸筋
効果をきちんと出すポイント
- お尻を上げすぎず、腰を反らさず、体は常にまっすぐに保つ
- 初心者は膝をついて行ってもよい
実施回数
15回×3セット
初心者は机やトレーニングベンチを使うと良い
筋力に自信がない人や女性は、机を使った「斜め腕立て伏せ」もやりやすいでしょう。
関連記事:【筋トレ初心者】腕立て伏せ(プッシュアップ)の効果的なやり方。種類と回数、できない人向けトレーニングメニュー
逆立ち(倒立)
やり方
- 壁に背を向け、腕立て伏せの姿勢になる
- 四つん這いの要領で、手を1歩ずつ壁に近づけると同時に、足を壁の上に登らせていく
期待できる効果
- 僧帽筋の強化
- 二の腕の強化
- 三角筋の強化
- 腹筋強化
- 体幹強化
- バランス感覚の向上
効果をきちんと出すポイント
- 体をまっすぐな1本の棒のように伸ばす
- 腹筋に力を入れ、両足を揃えるとなおよい
実施回数
3回×3セット
関連記事:「逆立ち(倒立)」の効果とやり方。コツは“壁を使う”
クランチ
やり方
- 仰向けに横になり、膝を軽く曲げる。両手は頭の後ろへ
- お腹を意識して上半身を丸めるイメージで起こしていく
- お腹を意識してゆっくりと戻していく
期待できる効果
- 腹直筋の上部
効果をきちんと出すポイント
- 上まで起きあがることよりも、反動を使わずに行う
実施回数
15回×3セット
1回やるのもキツイ人へ
クランチは腹筋が弱いと1回もできない人もいます。その場合は、タオルを使うとやりやすくなります。
関連記事:腹筋の定番筋トレ「クランチ」。お腹を割るならこのメニュー(腹直筋)
レッグレイズ
- 仰向けの状態で脚を伸ばし、両手は体の横に置く
- かかとをくっつけて両脚を浮かせ、90度まで上げていく
- 脚を地面ギリギリまでゆっくりと下ろす
足を上げるときは息を吸って、下げるときは吐く軽く
期待できる効果
- 腹直筋の下部
効果をきちんと出すポイント
- 腰を反らさない(軽く膝を曲げたまま行うとやりやすい)
- 常に腹筋に力を入れておく
- できるだけ大きく動かす
実施回数
15回×3セット
関連記事:意味ないかも…「足上げ腹筋(レッグレイズ)」の効果をガクっと下げるNGポイント
レッグサークル
やり方
- 仰向けの姿勢から肘をつき、上体を少し起こす
- 伸ばしたまま足を上げ、大きな円を描いていく
- 1周ずつ、左右交互に回していく
期待できる効果
- 腹筋下部
効果をきちんと出すポイント
- 膝はできるだけ曲げない
- 腹筋に力を入れつつ、首や肩は力まないようにする
- 足は床につけずに動かす
実施回数
20秒×3セット
関連記事:【下腹部の筋トレ】足をぐるぐる回すだけ。下っ腹を引き締める「レッグサークル」
レッグアップリフト
やり方
- 仰向けになり、両手は腰の横に置く
- 膝を伸ばしたまま、腰が上がる程度まで、天井につま先を向ける
- 腰がつく程度まで戻す
期待できる効果
- 腹直筋
効果をきちんと出すポイント
- 足を上げるときに息を吐き、下げるときに息を吸う
- つま先は顔の真上を目指して伸ばす
実施回数
10回×3セット
関連記事:【垂直に足上げ】お腹を追い込む。高負荷な筋トレ「レッグアップリフト」
ツイストクランチ
やり方
- 仰向けになり、両足を90度に曲げる。両手は頭の後ろへ
- 起き上がりながら、右ひざと左ひじを引きつける
- 左右交互に繰り返す
期待できる効果
- 外腹斜筋・内腹斜筋の強化
効果をきちんと出すポイント
- 起き上がることよりも反動を使わずに行う
- 体を上げるときは息を吐き、下げるときに息を吸う
実施回数
10回×3セット
関連記事:たるんだお腹を引き締める!脇腹を鍛える「ツイストクランチ」の正しいやり方
ドローイング
やり方
- お腹に空気をため込む意識で、息を大きく吸う
- 限界まで吸ったら、息を止めて一時キープする
- 膨らませたお腹が凹むように、思いきり息を吐き出す
- 凹ませた状態で20秒キープする
期待できる効果
- 腹横筋の強化
- お腹のインナーマッスル
効果をきちんと出すポイント
- 姿勢は常にまっすぐにし、力まないようにする
- お腹に風船があるイメージで、膨らませたり、しぼませたりする
実施回数
20秒×5セット
立ったままでもOK:立ったまま腹筋を鍛える筋トレ「ドローイング」の効果的なやり方
ブリッジ(ヒップリフト)
やり方
- 仰向けに寝て、膝を90度に立てる
- 肩・腰・膝が一直線になるように、床から腰を持ち上げる
- お尻を締めるように意識し、姿勢をキープする
期待できる効果
- 大臀筋の強化
効果をきちんと出すポイント
- 足が地面から浮かないように注意
- 腰が痛くなる人はお尻にクッションを入れる
実施回数
20回×3セット
関連記事:お尻と腰を鍛える筋トレ「ヒップリフト」の効果的なやり方
懸垂(チンニング)
やり方
- 肘を伸ばしてぶら下がる
- 反動を使わず、あごがバーの上までくるように体を持ち上げる
- 上がりきったら体をゆっくりと元の位置に戻す
期待できる効果
- 広背筋の強化
- 上腕二頭筋の強化
- 腹筋強化
- 体幹強化
効果をきちんと出すポイント
- 反動で体を持ち上げない(チ―ティングしない)
- 息を吐きながら体を持ち上げ、下に戻すときに息を吸う
実施回数
3回×3セット
懸垂ができない人へ
腕の筋力不足が考えられるため、まずはバーにぶら下がることからスタート。そのあと、足を地面につけたままカラダを斜めにする「斜め懸垂」がおすすめです。
関連記事:上半身を鍛える筋トレ「懸垂(チンニング)」の効果と正しいやり方。懸垂ができない人のための練習方法も解説
プランク
やり方
- 両肘を床につけ、うつ伏せになる
- 腰を浮かせる
- 頭、背中全体、腰、かかとが一直線になるように意識し、姿勢をキープする
期待できる効果
- 体幹強化
効果をきちんと出すポイント
- 体を1本の棒のように意識する(お尻を上げない、腰を反らさない)
- 長くできたかどうかより姿勢が崩れていないかのほうが重要
実施回数
関連記事:体幹トレーニング「プランク」、何分やれば効果的?長時間はむしろデメリットに
ダンベルカール
やり方
- 足を肩幅に広げ、背筋を伸ばして立つ
- ダンベルを片方だけ胸へ引きつけ、一瞬キープする
- 息を吸いながらゆっくりと下ろしていく
左右交互に行ないましょう。
期待できる効果
- 上腕二頭筋の強化
- 上腕筋の強化
- 腕橈骨筋の強化
効果をきちんと出すポイント
- 肘を曲げて持ち上げたとき、一瞬キープする
- 脇を締める
実施回数
10回×3セット
関連記事:二の腕のぷよぷよ、さようなら。「ダンベルカール」の正しいやり方を解説
ハンマーカール
やり方
- イスに座り、背筋を伸ばす
- 両手にダンベルを持ち、手のひらを内側に向けて下ろしておく
- 肘の角度が45度になるようにゆっくりと上げる
- 左右交互に行なう
期待できる効果
- 上腕二頭筋の強化
- 前腕筋の強化
- 上腕筋の強化
効果をきちんと出すポイント
- 上腕二頭筋に力を入れ、上げ下げを繰り返す
実施回数
10回×3セット
関連記事:上腕二頭筋を鍛える!ダンベル筋トレ「ハンマーカール」の効果的なやり方
フロントレイズ
やり方
- 足を肩幅に広げて、背筋をまっすぐにして立つ
- ダンベルを持ち、腕を前方へ伸ばす
- 肩まで持ち上げ、一瞬キープしてゆっくりと下ろす
- 左右交互に行なう
期待できる効果
- 三角筋“前部”の強化
- 上腕二頭筋
- 上腕三頭筋
効果をきちんと出すポイント
- 反動は使わず、筋肉にしっかり効かせる
実施回数
10回×3セット
関連記事:肩の筋肉“三角筋”を鍛えるダンベル筋トレ「フロントレイズ」の正しいやり方
サイドレイズ
やり方
- 足は肩幅に開き、少し前傾姿勢になる
- ダンベルを持ち、軽く肘を曲げる
- 肩と同じ高さまで持ち上げて、一瞬キープする
- ゆっくりと元の位置にダンベルを戻していく
期待できる効果
- 三角筋“中部”の強化
効果をきちんと出すポイント
- 反動は使わない
- ダンベルは肩より高く上げない
実施回数
10回×3セット
関連記事:肩の筋肉“三角筋”を鍛える筋トレ「サイドレイズ」、押さえるべきポイントはココ
ベントオーバーリアレイズ
やり方
- ダンベルを持ち、足を肩幅ほど開く
- 軽く膝を曲げてお尻を突き出し、前傾姿勢になる(顔は床に向ける)
- ダンベルを斜め横に持ち上げる
- 肩と同じ高さまで上げたら一瞬キープし、ゆっくり下ろす
期待できる効果
三角筋“後部”の強化
効果をきちんと出すポイント
- この種目では肩甲骨を寄せないようにする
- 肘の角度は一定にする
実施回数
10回×3セット
関連記事:肩の後ろの筋肉(三角筋後部)を鍛えるダンベル筋トレ「ベントオーバーリアレイズ」の正しいやり方
ダンベルデッドリフト
やり方
- 肩幅に足を広げ、両手でダンベルを持つ
- 胸を張りながら、ダンベルを体に沿わせるように上半身を前に倒す
- ダンベルを体に沿わせるように上半身を起こし、大きく胸を張る
期待できる効果
- 広背筋
- 背筋
- 僧帽筋
効果をきちんと出すポイント
- 上半身を起こすとき、肩を竦ませない
- 上半身を起こすとき、息を吐き腹圧を入れる
実施回数
10回×3セット
関連記事:自宅で背筋を鍛えられる数少ないメニュー。「ダンベルデッドリフト」のやり方
腹筋ローラー
やり方
- 膝を床につけ、上体がブレないようにしっかりと固定する
- おへそを覗き込むイメージで背中を丸めていく
- 反動を使わず、ゆっくりと前へ転がしていく
期待できる効果
- 腹直筋
- 腹斜筋
- 上腕三頭筋
- 広背筋
- 脊柱起立筋
効果をきちんと出すポイント
腰を痛めないよう、必ず背中を丸めて行う
実施回数
5回×3セット
初心者はローラーを引き戻さなくてOK
腹筋ローラーを転がしたあと、無理に引き戻さなくても十分な効果はあります。そのまま前に倒れ込みましょう。
関連記事:「腹筋ローラー」の効果的な使い方。毎日やっていい?回数と強度は?初心者向けにプロが解説
有酸素運動と筋トレを組み合わせたHIIT(ヒット)
有酸素運動と筋トレを交互に行い、脂肪燃焼を効率よく狙う「HIIT(ヒット)」は、早く痩せたい人に非常におすすめです。
激しい運動をした後、身体を元の状態に戻そうと酸素の消費が増え続けるアフターバーン効果によって、ダイエット効果が見込めるという仕組みです。
家でできるHIIT(ヒット)メニュー
- ワイドスクワット(20秒)
休憩10秒
- ジャンプワイドスクワット(20秒)
休憩10秒
- 膝つき腕立て伏せ(20秒)
休憩10秒
- マウンテンクライマー(20秒)
休憩10秒
- プランク(20秒)
休憩10秒
- ニークライマー(20秒)
休憩10秒
- バイシクルクランチ(20秒)
休憩10秒
- バーピー(20秒)
休憩10秒
関連記事:HIIT(ヒット)トレーニングとは。ダイエット効果を高めるやり方、メニュー例
<Text:編集部/Photo:角谷剛、三河賢文>